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【外資系金融マン直伝】会議で使える超便利な英語フレーズ30選

Baltimore Jewish Council Meeting

英語での会議とはとにかくつらいもので、眠気と突然のフリを華麗に避けつつ、ある程度の存在感を残さなければならない。そんなとき、単語からいちいち考えていては会議についていけないし、「君はどう思う?」なんて突然フラれると車の前に飛び出して固まってしまう鹿のように思考停止してしまうだろう。

そんな過酷な英語会議のサバイバル術として、よく使う便利な英語フレーズを伝授しようと思う。

会議を始めるときのフレーズ

英語での会議は出だしが肝心だ。出だしは特に中身がある発言は必要なく、定型文的な内容で済むからだ。話せるところで話しておいて、「そういえばあいつは何か話してたな」と相手に思わせることも重要なサバイバル術である。

Let's get started 「はじめましょう」

めちゃくちゃ使いますし、めちゃくちゃ聞きます。最低限知っておきたいフレーズです。

例文:Looks like everyone  is here, so let's get started.
みなさんお揃いのようなので始めましょう。

Let's get down to business 「本題に入る」

意味自体はget startedとほとんど変わりません。会議開始前の雑談から会議の本題に入るときに使います。たまにハリウッド映画でも聞きますね。

例文:Ladies and gentlemen, let's get down to business.
みなさん、そろそろ本題に入りましょう。

We are here to discuss~ 「今回の議題は~です」

会議の最初には今日の議題を確認することがその際に使える鉄板フレーズ。議題がいくつかあるときは後述のフレーズを参照されたし。

例文:We are here to discuss the marketing strategy for the next fiscal year.
今回の議題は来年度のマーケティング戦略についてです。

Let me outline the agendas. The first one is~ 「議題について説明させてください。最初の議題は~です」

いくつか議題があるときに使えるプロっぽい雰囲気を出せるフレーズ。

(人の名前), would you like to kick off? 「○○さんからご意見をお願いできますか?」

自分からされたら嫌なフレーズTOP3に入るが、会議を始めるときに無理矢理誰かに発言をさせるためのフレーズで、意外に使われるので知っておきたい。

例文:So, let's get started.  Mr.Tanaka, would you like to kick off?
それでははじめましょう。田中さんからお願いできますか?

急に質問されたときに使えるフレーズ

英語の会議で一番厄介なのが急に質問をふられることだ。このとき一番してはいけないのが思考停止して黙り込んでしまうことだ。とりえあず何か発言して間をつながなくてはいけない。間をつなぐ方法は2つある。適当に意見を言うか(もちろんちゃんと意見が言えるに越したことはないが)、それっぽいフレーズで時間を稼ぐかだ。

I didn't follow that 「よくわかりませんでした」

ぼーっとしていて急に話をふられたときは、ちょっと理解していなかった感を演出してもう一度相手に説明させて時間を稼ごう。その間に発言内容を考える。

例文:Sorry, I didn't follow that. Could you explain that again?
申し訳ありませんが、よくわかりませんでした。もう一度説明していただけますか?

What you are saying is that~ 「あなたがおしゃっているのは~ということですか」

 時間稼ぎのフレーズの2つ目は、相手の発言内容を繰り返すことで時間を稼ぐ。理解できなかったでは格好悪いという時はこちらを使おう。自分の理解も深まるし、相手の質問をオウム返ししている間に発言内容を考えることができる。

例文:So, what you are saying is that we are way behind our competitors in terms of brand awareness,correct?
つまりあなたがおっしゃっているのは、ブランド認知度という点で当社が競合他社に比べて大きく後れをとっているということですからね?

I am still forming my ideas. 「いま意見をまとめているところです」

たとえ意見がなくてもNo Ideaというよりは、考え中と言っておくほうが少なからず印象がいいため、急に話をふられた場合はとりあえずこれで凌ぐことをおすすめする。

例文:Sorry, I'm still forming my ideas.Could you give me some time to think about it?
申し訳ありませんが、意見をまとめているところです。少し考える時間をいただけますか?

賛成、反対を示すときのフレーズ

自分の意見を述べるときに知っておくと便利なフレーズもある。

When it comes to~、In terms of~ 「~という点で」

「~という点で」という言い回しはビジネスではよく使われる。これに当てはまるフレーズはいくつかあるが、代表的なものを2つ紹介しておく。特にIn terms of はめちゃくちゃ使われるので必ずおさえたいフレーズだ。

例文:In terms of sales, I think we are making good progress.
売り上げという点では、成果が上がってきていると思う。

That makes sense to me. 「もっともだと思います」

何か自分で意見が思いつかない場合は誰かの発言に乗っかるのが手っ取り早い。賛成、反対ほど強くはないが、同意を示すときにこのフレーズは便利で使える。Make senseは非常に便利なフレーズで多用するため必ずおさえておきたい

I feel the same way. 「同感です」

こちらも同意を示すときに使えるフレーズで、会議以外の日常会話でも使えるので何かと便利。しかも短く発音もしやすい。

 I have a different opinion. 「私は違う意見です」

反対を意味する言葉としてはDisagreeがあるが、意味合いが強くなりがちになるため、このような言い回しを使うことも多い。

議論中に使えるフレーズ

議論中によく使われるフレーズを知っておくと、話せるチャンスもそれだけ増え、存在感も示せるのでいくつか知っておこう。

We are getting off the track. 「議論がそれてきています」

会議中に本来の議題からそれてしまうというのは起こりがちだが、そんな時にこのフレーズは大活躍する。是非知っておきたいフレーズだ。

例文:Sorry to interrupt you, but I think we are getting off the track.
お話し中申し訳ありませんが、議論がそれてきていると思います。

 Would you be brief? 「手短にお願いします」

どこの世界にも話がまとまらずに長くなる人間はいるが、そういう時に使えるフレーズがこれだ。

例文:Would you be brief because we have a only few minutes left?
時間があまりないので手短にお願いできますか?

Let me finish/Wait for the whole explanation 「最後まで説明させてください」

自分の発言を遮って意見をしてくる人間がいるときに使えるフレーズだ。海外の討論番組でもよく使われているような気がする。

例文:Let me finish, could you?
最後まで話をさせてください。

Who's in favor?/Who's against? 「賛成の人?/反対の人?」

単純に多数決や賛否について簡単に尋ねる時に使えるフレーズ。

 

 意見を求めるときのフレーズ

自分に飛んできた弾をさっさと流したい場合は他のだれかに話をふるのが一番効果的だ。

Any thoughts? 「意見はありますか?」

シンプルかつそれっぽい雰囲気を出せる超便利フレーズ。もはや例文も不要。

What's your opinion on this? 「この件に関して何かご意見はありますか?」

これも王道フレーズ。

Does anyone have any comments on~ 「~について意見がある方はいますか?」

特定の話題について広く意見を求めるときに使えるフレーズ。Does anyoneの部分をDo youに変えれば特定の相手に対しても使えるので便利だ。

例文:Does anyone have any commnets on Mr.Tanaka's opinion?
田中さんのご意見について何か意見がある方はいますか?

 Feel  free  to share your ideas 「どんどんご意見をお願いします」

会議の司会をする時にはよく使うフレーズだが、個人的に司会をすることがあまりないので使わない。。。それでも便利なフレーズには変わりない。

例文:Please feel free to sharer you  ideas.
どんどんご意見をお願いいたします。

Could you elaborate on that? 「その件についてもっと詳しく話していただけませんか?」

これも非常によく使うフレーズで、相手の意見を深堀りしたい時に便利なフレーズ。

例文:That's a good point. Could you elaborate on that?
いいポイントですね。もう少し詳しく話していただけませんか?

Could you be a little more specific? 「もう少し具体的にお願いできますか」

Elaborateとかなり近い意味だが、発音がしやすいので個人的にこちらを使うようにしてる。Specificという単語はこのフレーズ以外にも相当使う機会がビジネスではあるので知っておこう。

What do you mean by~? 「~とはつまりどういう意味ですか?」

相手の発言の意図や言い回しがわからない場合に使うフレーズで、これも日常会話でも非常によく使われるフレーズ。

例文:What do you mean by planB?
プランBとはどういう意味ですか?

 会議を途中で抜けるときのフレーズ

 たまに会議を途中で抜けるときもある。基本的なフレーズを知っていれば十分だろう。例文も不要なくらいシンプルなフレーズだ。

May I be excused? 「ちょっと失礼してもいいですか?」

 途中で抜けるときの万能フレーズ。ぶっちゃけこれ知ってればほぼ全てのシーンで対応可能。

Sorry, I have to take this 「すいません、重要な電話なので」

会議中に電話が入ったときに使えるフレーズ。映画でも頻繁にでてくる頻出フレーズ。

Let's take a break for a while. 「少し休憩しましょう」

カジュアルでお互い気心が知れているメンバーなら休憩を提案するのも手だ。このフレーズはあらゆるシーンで使える超便利フレーズ。For a whileは「少しの間」という意味で、このフレーズ以外にもかなり応用できるので知っておきたい。

 会議を終了させるときのフレーズ

会議を終わらせるときのフレーズも定型文であるため、いくつか基本的なものを知っていれば十分だろう。定型文であっても会議の終わりに何か言えば会議に参加した感がでるので意外に終了間際というのは重要なのだ。

 I think we've covered everything. 「一通り議論できたと思います」

そのままの意味のフレーズだが、everythingのところはmain agendasとかいろいろ言い換えは可能。 

Let's wrap it up. 「これで切り上げましょう」

映画でもよく出てくるフレーズで、なんだか響きがかっこいいので個人的にはよく使うフレーズでもある。短くて言いやすいというのもポイントだ。

例文:Alright, let's wrap it up, everyone!
それではみなさんこの辺で終わりにしましょう

Does anybody have anything else to say? 「他に言いたいことのある方はいますか?」

お決まり文句でよく聞くフレーズ。このフレーズの後に誰も発言しなかった場合はThank youと言えば会議は終わりという感じになる。  

That's all for today. 「今日は以上です」

これも短くて言いやすいフレーズでどんどん使っていきたい。フレーズは下手に長いものよりも短いものを使ったほうが楽だしスマートだ。

例文:That's alll for today. Thank you for your time.
今日は以上です。お時間ありがとうございました。

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