証券外務員一種に一発合格する勉強方法
証券会社に入る人にとって必須の資格が証券外務員だ。これが無いと証券マンとして仕事ができない。また、証券会社に勤める人以外(銀行や保険、運用会社等)にとっても証券関係の知識を広く浅く学べるため、証券外務員は取得して損の無い資格だ。今回は、証券外務員の中で一番ランクの高い一種に一発合格するための勉強方法について解説する。
問題集とテキストを用意する
まずは問題集とテキストを用意しよう。僕のおすすめは以下の2冊。
うかる! 証券外務員一種 必修問題集 2013-2014年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上が問題集で下がテキストだ。この2冊さえあればいいし、講座なんかも不要だ。なぜかというと、本試験でも大体の問題はこれらの問題集やテキストから出題されるからだ。だから、問題集を一通りやれば本試験でも問題なく回答できる。
問題集から始める
テキストと問題集を揃えたら早速勉強を始めよう。何人かの人は、恐らくテキストをじっくり読んで色々と暗記してから問題を解こうとするかもしれない。しかし、外務員試験の手順は逆だ。
まず問題集から始めよう。テキストは問題集で理解できないことを補完する時に使う補助教材だ。メインの勉強は問題集である。
僕が上でおすすめした問題集は、見開きの左ページに問題があり、右ページに解答と解説が掲載されている。そのため、いちいち問題ページと解答ページを往復する必要も無い。そのため、実際の問題を解きながらテキストを読むような学習をしていくことが可能だ。
ただ、かなり細かい説明などは省略されているので、より詳しい解説を見たい時はテキストを使うようにしよう。
目安は2回
問題集を解く回数の目安は2回だ。2回やれば8割から9割はとれるようになる。基本は問題集で問題と解説を暗記し、知識を増やすことに注力する。そして、テキストで不十分な点を補強するといった流れになる。
模試を活用する
上で紹介した問題集とテキストにはそれぞれ模擬試験がついている。問題集を2周したあとは、模試を解こう。この模試で9割を超えていれば、本試験でも間違いなく合格できる。
模試を解く時に注意したいのは、少なくとも2種類以上の模試を解こうということだ。1つだけでもいいのだが、1つだけだと問題のバリエーションにも乏しい。だから、最低でも2つ、できれば3つ以上の模試を受けることをおすすめする。
おすすめしたテキストには巻末に模試が1つずつ、そして問題集には無料で受けることができるインターネット模試のURLがついてくる。つまり、この2冊だけで3つの模試を受けることができる。3つ受けておけば、本試験でも見覚えのある問題がほとんどという状態になるので安心だ。
学習時間について
外務員一種の学習時間についてだが、1日4〜5時間勉強すれば1週間でも合格できるだろう。要領のいい人なら3日でも合格できる。余裕を見るなら2週間といったところだ。
一種といえども難易度は高くなく、問題形式もマルバツか5択の中から選ぶ形式なので非常に簡単だ。ただ、覚えなくてはいけない公式やちょっとした計算はあるので注意しよう。この計算も難しいものではないので心配いらない。
模試で9割を超えていればほぼ確実に合格するので、しっかりと勉強して一発合格を目指そう!