2017年9月16日のトレード収支 -3万2000円
金曜から土曜にかけて行ったトレードは1勝1敗で、トータルでは-3万2000円だった。
1時間足
最初のトレードは青丸Aのポイントでのショート。急落後からの急反発は一度は叩かれやすい。最初の反落を狙い、移動平均線タッチでショートを仕掛けた。これがうまくいき、ピンク丸Aで利益確定。ただし枚数が少なかったので、あまり大きな利益にはならず。ボラティリティが高い相場ではあまり枚数を追加できないのでこれは仕方なしと諦めるしかない。
その後は想定以上の急反発を見せたが、この場面はリスクリワードを考えるとかなりおいしい展開で、しかも下落トレンドからのボリジャー+2σタッチは反落しやすいポイントでもある。実際、トレードを仕掛けた青丸B時点では反落している。
ボラティリティは高いがおいしいポイントなので普段と同じくらいの枚数をトレード。結果的にはちょうど天井で損切りになり、その後は想定通り反落するという残念な結果になったが、天井や底で損切りにかかるなんていうのはトレードをしていると日常茶飯事なので気にしても仕方がない。
1勝1敗だが、2回目のトレードでやや損失が大きく、トータルでは-3万2000円となった。
実は、先ほどもショートしていまもホールド中。
左が1時間足で、右が4時間足で、青丸がショートしたポイント。
4時間足は平均線からこぼれ落ちてきているし、1時間足も移動平均線にたたかれていてこの後下落トレンドに移行しそうな展開となっている。ただ、まだ明確なトレンドではないうえに、正直あまり得意な展開でもないので、枚数は普段よりもやや少なめでショート。仮に損切りになっても全然気にならない程度のトレードにしてある。
ターゲットはキリがいい35万円に設定し、損切りは1時間足の平均線を上抜けたポイントである40万5,000円に設定。リスクリワードの観点からはそこそこおいしいトレードではあるのだが、どうなるかは神次第。。。
確定拠出年金で元本確保型を選んでいる人があまりに多くて驚いた話
元本確保型で投資をしていない人が大多数
先日、僕が加入している確定拠出年金の運用報告書が届いたので目を通していました。それなりの利回りが出ていたので良かったのですが、それよりもあまりに多くの人が確定拠出年金であっても元本確保型を選択していて驚きました。
これは僕に届いた運用報告書に記載されている運用利回りのデータです。運用利回りとは、要するにどれくらい儲かったかを表す指標です。僕の昨年の運用利回りは4.8%とまずまずな数値です。棒グラフで星がついている部分が僕が該当する運用利回りですね。
全体の平均は1.6%なので、単純に平均の3倍の利回りを出せたことになります。しかし、この棒グラフの中で突出して大きい部分がありますね。運用利回り0%の部分です。これはつまり、元本確保型を選択しており、実際には投資していない人が圧倒的に多いということです。
そもそも確定拠出年金は、加入者本人が金融商品を選択し、自分の年金を運用していく制度のことです。株価が上昇するなどして運用成績が向上すれば受給できる年金額も増えますが、逆に運用成績が悪ければ受給できる年金額が減ってしまいます。ただ、確定拠出年金のような長期的な運用を前提とした制度で投資をしないのはもったいないと個人的に感じます。
長期投資は基本的に儲かる
確定拠出年金は基本的に10年以上の長期投資が前提となります。僕はいま20代ですから、年金を受給するのはまだ30年以上先のことです。つまり、確定拠出年金は年金という性格上、長期投資になるのです。そして、長期投資というのは基本的に儲かるのです。以前執筆したiDeCoについて解説したエントリーでもこのように書いています。
iDeCoは長期投資が基本になるので、原則は株式投資信託でのんびり運用することがオススメです。私も自分の年金は株式投資信託で運用しています。
なぜかというと、株式というのは長期的にみれば基本的に上昇するからです。今でも世界経済は成長しています。世界経済が成長すれば、企業の利益も増え、株価も上がる。単純な理論ですが、長期投資をすれば割と適当にやっても儲かります。
中でも世界全体の株式に投資する世界株式の投資信託は特定の国に投資先を限定しないので、世界経済が成長すれば株価も上昇しやすいです。特定の国、たとえばバブルの頃に日本株式に投資をしていたら、20年以上たった今でも損をしています。そうしたリスクを回避するために、世界株式というのはいい投資先だと思います。
しかも、確定拠出年金の場合は一度にドカンと投資するのではなく、毎月少しずつ積み立てで投資していきます。時間を分散させることでリスクも下がるため、さらに負けにくくなります。
つまり、確定拠出年金という制度上、自動的に長期投資と時間分散ができるので、元々損しにくいシステムとなっているのです。しかも、長期投資ということは複利効果がかなりきいてきます。これで投資しないほうがもったいないでしょう。
老後に必要な数千万円、あなたは準備できますか?
年金や退職金を考慮しても、老後資金として最低2000~3000万円は自分で工面しなくてはならないようです。詳しくはこちらの方のブログがよくまとまっています。
余裕を持たせて夫87歳、妻92歳まで生きると仮定し、最低限の生活のためには月24万円、ややゆとりある生活のためには月30万円かかるとすると、最低限生活では1億776万円、ゆとり生活では1億1856万円確保しなければならない。しかし年金が7274万円支給されるので「不足分は最低限生活で3502万円、ゆとり生活で4582万円になります」。
でも、老後資金として3000万円用意するというのはかなり大変ですよね。贅沢しようと思えば、それこそ5000万円以上は必要になってくるでしょう。
退職金が高額ならいいですが、本当に退職金だけで足りるでしょうか。
僕は投資をしているというと勇気があると言われることがあります。僕は逆だと考えています。つまり、老後資金をちゃんと用意できるかわからないのに、何もしていない人のほうが勇気があると思うということです。
個人型確定拠出年金(iDeCO)も始まり、さらに確定拠出年金は便利なものになりました。税金もかなり優遇されます。詳しくは先ほど紹介したエントリーにまとめていますのでご参考にしてください。
確定拠出年金くらい、元本確保型にせず、積極的に投資をしてみたらいかがでしょうか。
【USD/JPY様子見】様子見だが崩れたら売りでついていきたい
前回のエントリーでは値動きが読みにくくなりそうだからしばらく様子を見たいと書きました。案の定、方向感がなくトレードしづらい相場になりました。こういう時は無理に仕掛けず、わかりやすい相場になるのをのんびり待ちましょう。
トレードで利益を上げるために必要なのはいかに利益をあげるかではなく、いかに損失を減らすかです。私はこの事実に気付くのに2年を要しました。よくわからない相場は様子を見る。これを徹底しましょう。
いまもレンジ気味で方向感があまりないのですが、どちらかというとショートしたい相場になってきました。ではまずは4時間足から見ていきましょう。
4時間足
4時間足はレンジですが、上値は移動平均線に抑えられて徐々に切り下げてきています。つまり、弱々しいレンジでいつ下にブレイクしてもおかしくない形となっているということです。
水色の丸で囲んだサポートゾーンには注目しています。ここは目立つサポートラインが引けるからです。ここをブレイクしたら本腰でショートを入れてみたいと思います。それまでは様子見か、お試しに少しショートしてみる程度で対応します。
MAに上値を抑えられていることを根拠に今からショートしてみても悪くないと思いますが、個人的にはもう少し方向感が出てから本格参戦したいですね。
1時間足
1時間足は上値が方向感がない動きとなった後、MAで上値が抑えられトレンドを形成しているのがわかるでしょう。しかし、これは本格的なものではありません。これが本格的なトレンドになるためには赤のサポートラインをブレイクする必要があります。
今からお試しに売ってみてもいいですが、赤のサポートラインをブレイクした後、サポートラインやMAを壁にして戻り売りを仕掛けるのがセオリーです。
まとめると、いまはまだ様子見ですが、これが崩れてきたらサポートラインが引ける111円後半までショートで狙ってみたいと思います。値幅が結構あるので、サポートラインをブレイクするまで待っても遅くはないでしょう。
【USD/JPY様子見】少しわかりづらい相場で無理に仕掛ける必要もない
前回のエントリーではまずは下落を想定して売りから仕掛けたいと書きました。実際、1度売りから入って損切りする結果となりました。
前回は中期MAか+2σを壁にして売りを仕掛け、日足の直近安値までを狙うトレードを想定していました。しかし、想定に反して反発する展開となりました。1時間足で今までの値動きをおさらいしましょう。
1時間足
前回のエントリーは青丸の手前で書きました。想定通り中期MAまで反発してきたところで売りを仕掛けました。しかし、その後はレンジに移行してしまい、半日ほど膠着状態となってしまいました。
この時点ではまだショートポジションはホールドしていました。しかし、レンジの終点で比較的大きな陽線が出た時点で諦めて損切りしました。レンジになったところまでは許容できたのですが、大きな陽線が出てしまい反発の兆しが見えたからです。この時点で自分のトレードプランとは違った展開になったので損切りです。
恐らく僕と同じようなショートポジションを持ったトレーダーも同じことを考えたでしょう。だからショートカバーで一気に吹き上がる展開となりました。ここで損切りできないと損失がどんどん膨らんでしまいます。こういう時は逃げるが勝ち、損切りはしっかり行いましょう。
今後の展開としては、1時間足は上昇トレンドになっていますが、強く買いたいとは思いません。このトレンドが長く続くかあまり確信が持てないからです。なぜか?4時間足を見てみましょう。
4時間足
4時間足は乱高下するレンジの展開となっています。もちろん、このまま吹き上がって1時間足レベルでは綺麗な上昇トレンドになることもあるのですが、個人的には無理に仕掛けたくはありません。
青丸部分は値動きも読みにくいですし、すぐに相場が反転して利益が損失に変ってしまうこともよくあります。難しい相場では様子をみるのが基本です。スキャルピングなら短期的な吹き上がりを狙って買ってもいいですが、デイトレレベルなら様子見でしょう。
まとめると、いまは少しわかりづらい相場なのですが、もう少しわかりやすい相場になるのを待ちたいと思います。
【USD/JPY売り】想定以上に弱い 売り検討
前回のエントリーではレンジになりそうなため様子をみたいと書きました。結局、目立ったレンジは形成せず素直に下落してくる展開となりました。想定していたより弱いため、まずは売りを検討したいと思います。
日足は反発したところを中期MAに綺麗に叩かれています。こういう時は素直に直近安値までの下落を想定してトレードプランをたてます。もちろん、このまま切りあがってくることはあるのですが、どちらかというとサポートライン付近まで下がることが多いです。
日足
なぜかというと、いま売っている人は白のサポートラインまでは売り続けようと思いますし、逆に買いたい人はサポートラインで買おうと思うからですね。つまり、今は買いの力の空白地点なのです。売っている人はまだ買い戻さない、買いたい人はサポートラインまで出てこない。ということは、単純にサポートラインまで下がる可能性のほうが高いということです。つまり、まずは売りを検討すべき場面ということです。では4時間足を見てみましょう。
4時間足
4時間足も結局は崩れてきました。こうなると、とりあえずは白のサポートラインをターゲットに売りを仕掛けたいと思います。今の地点から売ってしまって急落に乗れることもあるのですが、まずはおとなしく反発を待ちたいと思います。エントリーポイントとしてはまずは赤線の短期MA、その後は青線の中期MA付近でしょう。
反発がこずにそのまま急落してしまうと、売っておけばよかったと後悔するかもしれませんがそれは間違いです。大抵の場合は反発があり、ジリジリと踏みあげられます。仮に急落してしまってエントリーできなくても、全く後悔する必要はありません。
1時間足
具体的なエントリータイミングは1時間足を見てみましょう。赤線の短期MAから売ってもいいのですが、既に相当下落しています。こういう場合は、中期MAか+2σまで反発することが多いのです。
そのため、中期MAまで反発してきたらいったん売りを仕掛けたいと思います。たとえ中期MAを抜かれても、+2σを壁にして売り検討です。+2σを抜かれたら少し様子をみます。
まとめると、今は買いたい人たちというのがなかなか出てきにくい相場状況です。こういう時はストンと直近のサポートラインまで落ちてくれることを想定してトレードを仕掛けていきます。つまり、短期足のMA付近や+2σで一度は素直に売ってみたいということです。
【USD/JPY様子見】どっちつかずで何とも言えない相場は様子を見る
昨日は調整前の最後の急騰を狙って、急騰したらさっさと利食いしたいと書きました。結局、想定通りの展開となり、急騰した後は調整する展開となっています。
昨日の急騰を狙って114円30銭でロングポジションを仕込んだのは前回のエントリーに書いた通りです。前回のエントリーでは、急騰後は調整するからさっさと利食いしたいと書きました。現状はその通りの展開となっています。
1時間足
昨日ロングを仕掛けたのは赤丸付近です。調整に入る前に一度は急騰すると想定していて、急騰後は無理せずすぐに利食いたいと書きました。青丸部分で想定通りの急騰がきましたので、114円90銭で利食いし、+60pipsとなりました。
トレードの醍醐味はやはり自分の想定通りに相場が動いた時ですね。本当に気持ちがいいものです。急騰後は案の定調整して下落しています。ではここから売りからと言われあると何とも言えないというのが正直なところです。
ショートしてもすぐに突き上げられそうで、無理して売りたくはないというのが本音です。
4時間足
短期的な上昇トレンドを下抜けたものの、まだ上昇トレンド気味です。こういう相場展開の時は、1時間足レベルでショートしたい場面がきてもすぐに突き上げられることが多いです。
つまり、どっちつかずの相場展開になりやすく、様子を見たいということです。今からは無理してポジションをとる必要もなく、方向性がはっきりしてから仕掛けたほうが勝率もいいでしょう。しばらく様子をみたいと思います。
【USD/JPY買い】目線が変わった大陽線 短期的な急騰を予想
前回のエントリーでレンジ展開を想定して売りたいと書きました。しかし、イエレン議長の議会証言で目先の利上げ期待が高まると一気に急騰する展開となりました。
こうなると下手に売りはできません。下落すると買い損ねた人たちが買ってきますから、中々下がりにくいと考えます。どちらかというと勢いに乗ってロングし、思惑通り上昇したらさっさと利食いするトレードプランを想定します。
私自身もいまはロングのポジションを持っています。今のポジションは急騰したらさっさと利食いするスタンスで考えていて、あまり長く持ちたくありません。
日足
日足は中期MAを下から抜けてきました。こうなると日足レベルでショートしていた人たちの損切を巻き込んで短期的にボリジャーバンドの+2σまで急騰しやすい展開となります。つまり、もし自分がまだショートしているなら今はいったん撤退したほうがいいということです。
一旦撤退し、+2σから売りなおすほうが値幅も勝率も大きいでしょう。もし買っているなら、日足レベルの損切りによる急騰を狙うと考えたほうがよく、あまり長く持たないほうがいいでしょう。
4時間足
4時間足は注目してい赤色のレジスタンスラインを超えてきました。これで目線は上方向に切り替わりました。ただ、この上昇が長続きするとは考えておらず、この後は調整が入ってどっちつかずの方向になると想定しています。
いまロングのポジションを仕込んだのは、調整に入る前の最後の急騰を狙っているためです。この形になると短期的に急騰しやすいのです。
1時間足
私がロングのポジションを仕掛けたのは今朝の最初の押し目付近です。ターゲットはどこかといえば、キリ番かつ+2σ付近となる115円です。このように、急騰後に徐々にチャートが切りあがっていくと最後に急騰することが多いのです。今回のロングは完全にその急騰狙いです。いまのところ30pipsほど含み益となっています。
思惑どおり急騰してくれればすぐに利食いしようと思います。MAを下に割れてくるようなら撤退ですね。
まとめると、いまの買いはあくまで短期的なものです。長く持てるような買いではないので、今回のエントリーの買い推奨も短期的なプランとお考え下さい。
【USD/JPY 売り】下落トレンドは継続中
前回のエントリーでは無理に売らずに様子を見たいと書きました。その後は急騰してくる展開となり、結果的には様子見をしていて正解でした。
短期的には急騰してきたドル円ですが、これからはどうなるでしょうか。正直いうと、今は少し難しい局面です。なぜか?日足から見ていきましょう。
日足
日足は赤のサポートラインで切り返す展開となりました。この赤のサポートラインは高値を更新した最後の押し目であるし、直近の下落中にもサポートラインとして機能していたので注目していました。現状はまだなんとか踏みとどまっている感じですが、高値は更新していないし、明確な切り上げにもなっていません。つまり、まだ下落トレンドは継続しているということです。
現在は急騰後で、ちょうど中期MA付近まで上昇してきています。つまり、日足レベルでみると絶好の戻り売りのポイントというわけです。しかし、4時間足を見ると少し見方が変わってきます。
4時間足
4時間足はピンクの丸で囲ったWボトムのネックラインを上抜いてきました。つまり、今後の上昇を見越して買ってくる勢力も増えてきそうだということです。日足では売りたいのですが、4時間足で短期的にみると上昇する可能性も十分ありそうです。
しかし、私はより大きい時間足の流れを優先します。つまり、このケースであれば日足の下落トレンドを優先して考えるということで、まずは売りから入りたいということです。今のところのイメージとしては、青の四角で囲った部分と同じような値動きを想定しています。
青で囲った部分も急騰後は急落する展開となっています。一度はこの流れを想定して売りから入りたいのです。ではどこで入るか。
1時間足
売りで入るポイントですが、既に1時間足は赤のサポートラインを割りそうな雰囲気です。ここはセオリー通りに赤のサポートラインを割ったあとの戻り売りを狙います。
このラインを割らない限りは売りません。割れたら戻りを待って売りたいですが、戻りが入らずにそのまま急落してしまい、取り損ねてしまうこともあります。その場合はあきらめます。
あるいは以前にも解説した通り、割れたらとりあえず半分か3分の1くらい売ってみて、戻ってきたら残りのポジションを売ってみるのもいいでしょう。
いずれにせよ、いったん売りで攻めようと思います。
【USD/JPY様子見】下値が堅くなってきた 様子を見たい
昨日のエントリーではボリジャーバンドの+2σでショートすると書きましたが、その通りの展開になりました。
ここ最近自分の予想通りの相場展開になっていますが、こういう時は積極的にトレードして利益をプールしておきたいものです。文字通り相場の流れに乗れた時は面白いようにトレードで利益がでますが、その後は必ずスランプがきます。
スランプではうまく波に乗れず5連敗なんてこともあります。相場の波に乗っているときに利益を貯めておかないと、スランプ時に利益をまるまる吐き出してしまいます。トレードにおいて重要なのは、いかにスランプ時の損失を最小限に抑えるかです。
今後の展開ですが、少し下値が堅くなってきた印象があるため少し様子を見たいです。
4時間足
まだ移動平均線に抑えられているので方向性としては下なのですが、少し下値が堅くもんできています。このまま下落していけば素直に売りでついていくしかないのですが、今まで十分利益が出たのでいまは無理に売る必要もないでしょう。ここがトレンドの転換点になる可能性もあります。
1時間足
昨日のエントリーで解説した通り、1時間足ではピンクの丸で囲った部分が絶好のショートポイントでした。
下落トレンド中に+2σまで切り返してきたら絶好の売りポイントです。かなりの確率で一旦下に押し戻されます。これは覚えておきましょう。
今後の展開としては、しばらくレンジ気味になる可能性が高いと考えます。もちろんこのまま下落が継続する可能性もあるのですが、現時点では明確な方向性が出ていないため様子見です。
明日は私用のため、トレード解説はお休みします。
【USD/JPY 売り】 売りスタンス継続だがロスカットによる急騰に注意が必要
ドル円は昨日のエントリーで想定した通りの展開になりました。昨夜崩れてきたのを確認した後、指値注文を置いて寝たのですがうまくかかってくれました。朝方には70pipsほど乗っていてラッキーでした。正直いうと、損切りギリギリまで持ち上げられたのですが、なんとか持ちこたえてくれました。
それでは今後の展開を考えてみましょう。
4時間足
4時間足はまだ赤のトレンドラインに抑えられて推移しています。
現状は切り返してきていますが、まだ下落トレンドが継続していると考えましょう。現状はトレンドラインの接点付近なので、ショートを狙ってもいいと思います。
今からショートしてみて、このトレンドラインを上に抜いてくるようなら損切りです。このトレンドラインを抜いてくると売り手のロスカットを巻き込んで+2σまで急騰する展開が考えられます。そのため、このトレンドラインを抜いてくるようなら即撤退です。
1時間足
昨晩ショートを仕掛けたのは黄色部分です。サポートラインをブレイクした後、指値注文を置いたらうまくかかってくれました。
今は盛り返してきていますが、4時間足のトレンドライン接点でもあるし、+2σを壁にしてショートしてみるのはいいプランだと思います。4時間足のトレンドラインを上抜けて急騰してきたのであれば、1時間足でも陽線が続いで急騰するような展開になるでしょう。
そうなれば勢いがなくなるまで売れません。短期MAを下抜けるなど勢いが落ちてくれば、改めて高値から売りなおせばいいのです。
まとめると、まだ下落トレンドは継続中であるため、売りを狙っていきます。ただし、ロスカットを巻き込んでの急騰リスクがある点には注意が必要でしょう。今から売ってみて、勢いよく吹き上がったら即撤退で高値からの売り直しを狙います。
【USD/JPY 売り】明確に切り返すまでは売り
昨日書いた通り、ドル円はまだ弱い状態です。
ただ、現在はまだ1時間足のサポートライン上で粘っている状態で中々売りづらい状況になっています。今からポジションを半分くらいにして売ってみても面白いと思いますが、サポートラインでジリジリ粘られると長くショートポジションを持たされることになるので無理に一気に売りたくはないですね。
1時間足
1時間足の現状はというと、まだサポートラインで支えられている展開です。今日はサポートラインで粘って切り返してきましたが、結局力不足でまた落ちてきました。
こういう時、自分がロングしていたらどういう気持ちになるか考えてみましょう。サポートラインを背にしてロングしてみたものの、中々上がらずにまた落ちてきてしまった。みなさんならどうするでしょうか。しびれを切らしてポジションを投げようと思う人も多そうですよね。買い手がしびれを切らして投げてくる、つまり売るわけですから当然下落しやすくなります。
こういうチャートは徐々に弱くなったのち、急落することが多いです。それは買い手がしびれを切らして投げ始めると、それがロスカットを巻き込むからです。また、私のような売りを狙っているトレーダーはこの動きに乗じて売ろうと考えます。
この3つの動きが重なった結果、急落しやすくなるのです。
まとめると、現在はまだサポートラインに支えられていますが、スタンスとしては昨日と同じ売りで対応していきたいと考えます。崩れてきたら水平線や短期MAを背にして売っていきたいと思います。
【USD/JPY 売り】 全ての時間足で弱い、売りで攻める展開
ドル円は週足から1時間足まで、全ての足で弱い展開になってきました。こうなると日足レベルで崩れることを想定して、当面は売りで対応したいと考えます。
日足
日足は現在直近の押し目付近で粘るような展開となっていますが、チャートを見ての通りかなり弱々しい動きです。こうなると日足レベルで崩れることを想定してトレードプランを立てたいところです。
今から上に切り返す展開を考えるとしたら強い陽線が一本出てくる必要がありますが、現状だと大陽線が出る確率よりも陰線が出る確率のほうが高いでしょう。もちろん、大陽線が出てショートがあっという間に刈られてしまう可能性もありますが、トレードはあくまで優位性のあるプランに従うだけです。
現状では大陽線が出て上に切り返される可能性よりも、日足レベルで崩れてくる可能性が高い。だからまずはショートすることを考えたいということです。
4時間足
日足レベルでも弱いと書きましたが、4時間足でも弱さは表れています。4時間足は今までレンジで推移してきましたが、現在はサポートライン付近にいるのに上に戻す力が感じられません。
高値を切り下げてきていますし、現状では赤のトレンドラインに沿って下落を始めています。こうなると現在のサポートラインをブレイクする可能性が高い。日足でも売りたい形だし、4時間足でも売りたい形、ということはいずれにしても売りで攻めたいということです。
1時間足
では、どこで売るか。1時間足を見てみましょう。1時間足もレンジで現在はサポートライン付近です。
セオリー通りで行くなら赤のサポートラインをブレイクしたら、戻りを待って売りで入りたい展開です。しかし、現在は日足でも4時間足でも崩れてきそうな展開です。こういう時は急落して足が速い相場展開になりやすいです。戻りを待っているとあっという間に置いて行かれる可能性もあります。
なので、本当は戻りを待ちたいのですが、まずは乗っかりたいと思います。こういう時に便利な手法があります。崩れてきたら、とりあえず普段のポジションの半分だけポジションを持つ、そのまま下に崩れたらラッキーだし、仮に戻ってきても残りの半分のポジションを入れればいいだけです。高値で売れるのでこの展開もラッキーです。
僕はこの手法を結構使います。確かに儲けが半分になってしまうこともありますが、下がっても上がっても自分にとっては都合がいいので精神的にかなり楽です。おすすめです。
まとめると、とりあえず月曜日は崩れてきたら飛び乗って売りたいし、当面は弱い相場が続きそうなので売りで対応したいということです。
書類送検と逮捕の違いについて
ノンスタイルの井上氏が書類送検
お笑いコンビ「ノンスタイル」の井上氏が昨年タクシーに衝突して逃走した事故で、道交法違反と自動車運転処罰法違反の疑いで書類送検されるニュースが話題になっています。
お笑いコンビ「NON STYLE(ノンスタイル)」の井上裕介さん(36)が乗用車を運転中、タクシーに衝突して逃走したとされる事故で、警視庁世田谷署は、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、井上さんを近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で31日、分かった。
捜査関係者によると、昨年12月11日深夜、東京都世田谷区若林の都道で、タクシーに衝突して40代の男性運転手にけがをさせたが、警察への通報や救護措置をせずに現場から逃げた疑いが持たれている。
出典:ひき逃げ容疑でノンスタイル井上裕介さん、書類送検へ 警視庁 - 産経ニュース
ニュース自体も非常に話題性があるのですが、みなさんは書類送検って何のことだかわかりますか。わかっているようで、実は知らないという人も多いのではないでしょうか。
せっかくの機会なので、今回は書類送検と逮捕の違いについて解説していきます。
逮捕から起訴までの流れ
書類送検を理解するためには、まず日本の逮捕・起訴のシステムを知らなくてはなりません。日本で犯罪を犯すと容疑者は下の画像のような流れで起訴されます。逮捕と書類送検はなんとなく似たようなイメージがありますが、手続き上全く異なる措置です。
逮捕 とは
逮捕とは、容疑者の身柄を警察が強制的に拘束することです。警察官に捕まって、一時的に留置所などに拘束される、これが逮捕されている状態です。
実は、日本のシステムでは被疑者を起訴するかどうかは検察だけが決めることができます。つまり、警察で身柄を拘束しているだけでは有罪か無罪かは決まらないということですね。そのため、日本のシステムでは警察は逮捕後48時間以内に被疑者の身柄を検察庁に送致しなくてはいけないことになっています。
また、日本の捜査システムではこのように「逮捕して捜査するケース」と「逮捕しないで在宅のまま捜査するケース」があります。在宅のまま捜査するケースではこの48時間以内ルールは当然適用されません。
送致とは
送致とは、文字通り警察が被疑者の身柄等を検察に送ることです。この時、逮捕された被疑者の身柄が捜査書類と一緒に送致される場合と、被疑者の身柄が拘束されていない(逮捕されていなかったり釈放されたりした場合)時は捜査書類のみが送致される場合があります。
この書類のみが送致されることを書類送検といいます。つまり、書類送検とは捜査書類が警察から検察に送られることを言うのですね。この段階では捜査書類が検察に送られただけなので、起訴されるかどうかはわかりません。起訴されて有罪となった場合に初めて前科がつきます。
今回のノンスタイルの井上氏の場合も検察に捜査書類が送られただけですので、今後起訴されるかどうかはまだわかりません。
起訴とは
被疑者の身柄や捜査書類が検察に送られると、検察が起訴するか不起訴とするか判断をします。もし起訴されてしまい、有罪判決が出ると前科がつき犯罪者となります。
逆をいえば、起訴されて判決が出るまではわからないということですね。今回の井上氏はまだ起訴もされていないので、別に犯罪者になったけわけでも前科がつく訳でもありません。意外にこのあたりを誤解している方も多いので注意が必要です。
ただ、捜査対象となったことの記録は前歴として残ります。
書類送検になるケース
被疑者の身柄が強制的に拘束される逮捕が行われず、書類送検になるケースはいくつか考えられます。
1つ目は被疑者に逃亡の恐れがないと考えられる場合です。そもそも被疑者の身柄を拘束する逮捕は、被疑者逃亡や証拠隠滅を防ぐために行うものです。つまり、軽微な事件であったり、被疑者に社会的ステータスがあり逃亡する可能性がないと考えられる場合は逮捕の必要がないということです。
そのため、被疑者に逃亡の恐れがないと考えられる場合は逮捕はされず、検察への送致も書類送検だけということになります。
2つ目は、被疑者が死亡したり、入院して身柄の拘束がそもそもできない場合です。これは当然と言えば当然ですね。
今回のノンスタイルの井上氏のケースでは交通事故で死亡者が出た訳でもない軽微な事故であり、井上氏が逃亡する可能性もないと考えられるため、逮捕されることもなく、今回の書類送検という措置になったのでしょう。
書類送検されても前科がつく訳ではない
先ほども述べましたが、書類送検されただけでは前科はつきません。書類送検された後、検察が起訴して有罪判決が出れば前科がつきます。
通常、軽微な事故・事件では不起訴となることが多いようです。もちろん、起訴されることもありますが、今回の井上氏のようなケースでは不起訴になるのではないでしょうか。つまり、井上氏に前科がつくような可能性は低いということです。
今回はいい機会でしたので、逮捕と書類送検の違いについて解説してみました。
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