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FXなどの投資系、金融系コラムを中心に書くブログ

成功者の自伝を読み漁ってわかった投資で成功するために知っておくべき12の原理原則をまとめてみた

Charging Bull - New York City

投資で勝つのは難しい。本当に難しい。ただ、投資で勝てるようになれば大金が稼げることもまた事実だ。僕は金融業界で働いていることもあり、投資で成功した人の自伝やインタビュー集を読みあさったことがある。

その経験を通じて得たのは、
投資で成功した人はみんな結構同じことを言ってる。

 この経験から、手法の違いこそあれ、投資で成功するために必要な要素というのはある程度共通しているという考えに至った。手法はいわば枝葉の部分であり、それを支える幹や根がしっかりして初めて投資で成功できる。

この根や幹の部分を投資で成功するための原理原則としよう。投資で成功し、お金を稼ぐためにはこの原理原則をマスターしなくてはならない。

でも、そんなにたくさん本を読む時間がないよという人もいるだろう。そこで、今回は僕が読んだ投資で財産を築いた成功者達の自伝やインタビューの中から、色々な人が共通して発言していたり、繰り返し出てくる事柄について、原理原則という形にしてまとめてみた。

原理1:1回のトレードの損失額は資金の2%まで

投資というのは勝つ時もあれば負ける時もある。では、負けた時に資金の何%まで損失を認めるのか。これについては人によって意見が異なったが、最大で5%、最低だと1%であった。おおむね2%かそれ以下という意見が多かったため、見出しでは2%とした。

一般的な話として、資金の20%を失うと当初の資金まで回復させることは短期的には難しくなる。資金の50%を失うとゲームオーバーとなり、当初資金を回復することは相当困難になる。そのため、トレード1回の損失銀額は資金全体の数%以内に限定させる必要がある。

目安は2%だが、個人的な経験として可能なら1%以内にしておいたほうがいい。相場との呼吸が合わないと、5連敗くらいなら割とよくあるからだ。1%以内であればたとえ5連敗しても5%程度の損失で済む。そうすれば、資金がすっからかんになるまで相当時間が稼げるはずだ。

原理2:損が続いている時はトレードサイズを縮小すること

相場で連敗することほど精神的につらいことはない。不愉快でイライラするし、自信もなくなってくる。もし相場で負けが続いてしまったら、迷わずトレードサイズを縮小しよう。

多くの人が犯している間違いの1つが、連敗が続いた時にトレードサイズを大きくしてしまうことだ。今までの負けを1回で取り戻そうとしてトレードサイズを大きくしてしまうことは破滅への近道だ。

負けが続いている時は相場の波に乗れていない可能性が高く、精神状態も不安定で冷静な判断が下しづらい。当然、勝つ確率よりも負ける確率のほうが高くなる。そんな状況でトレードサイズを大きくすれば損失が更に拡大する可能性が高い。

どんなトレーダーも負けが続くときがある。ある成功した通貨トレーダーは普段は1000枚(約10億円)サイズのトレードをするが、負けが続くと数十枚までサイズを落とすことがあるという。普段のトレードサイズの数%だ。トレードサイズを落とすことで不調期の損失額をおさえ、また相場の波に乗れるまでじっと待つ、これも相場で生き残るために必要なサバイバル術だ。

損を最小におさえることで、次の絶好のチャンスが訪れた時に大きな資金を投じることができる。自分が有利な状態でいかに多くの資金を投じることができるかが全体の収益を大きく左右する。

原理3:アンダートレードを心がけよ

自分が運用している資金に対して過剰なポジションを持つことは死につながる。勝った時の利益は大きいが、負けた時の損失も大きい。そして、資金に対してポジションサイズが大きすぎると精神的な負担も大きくなりがちだ。

精神的な負担が大きくなると冷静な判断が下せなくなる、損失を抱えている時に損切りできなくなる。損切りする場合でも許容範囲が狭いため、相場のノイズのような動きでポジションが狩られてしまうことも増える。成績も安定せず、結局は利益を短期間で吐き出して収益がトントンになるか、一文無しになるかのどちらかだ。

アンダートレードはプロ、初心者どちらも心がけなくてはならない。プロであってもオーバートレードは大きな損失をもたらしかねない。

原理4:リスクを計量化し、損失を限定せよ

相場がどこまで上がるか、下がるか、それは神のみぞ知る。しかし、事前に損切りするポイントを決めて注文を入れておけば、損失額(リスク)は確定することができる。

相場での基本姿勢は、常に最悪に備えよということだ。最悪のケースに備え、常に自分が抱えているポジションのリスクを計量化して把握しておかなければならない。計量化とはすなわち、自分の思惑と逆に相場が動いた時に自分がいくらの損失を出すのか具体的に算出するということだ。そして、その計量化したリスクが自分の許容するリスクの範囲内でなくてはいけない。

リスクを計量化するためには事前にリスクを限定しなければならない。ポジションを持ったら損切り注文は入れておくこと。そうすれば、強制的にポジションを手仕舞うことができる。金儲けで最も重要なことは、自分の手に余る損失を出さないことだ。

原理5:ナンピンはしないこと

相場が自分の思惑とは逆方向に動いている時に、損を取り戻すための無計画なナンピンは破産につながる。相場が逆方向に動いているということは、それは最初に立てたトレードプランが崩れたということであり、ポジションを保有している根拠が無くなったということだ。

まだポジションを保有する根拠があるのであれば話が別だが、完全に根拠がない状態でナンピンを繰り返すと損失が雪だるま式でふくれあがっていく。今まで多くの投資家がナンピンによって市場から退場となってきた。

自分の思惑と逆方向に相場が動いたときにできることはただ1つ。ポジションを損切りし、次のチャンスに備えるということだ。1つのポジションに執着すると、全てを失ってしまいかねない。

原理6:負けに固執しないこと、良い賭けでも負ける時はある

たとえトレードプラン通りに相場が動かず、負けてしまったとしても、その賭けが良い賭けであるなら負けても気にしないことだ。

賭けには4種類ある。勝つ賭け、負ける賭け、良い賭け、悪い賭けだ。トレードする上で最も大切なのは、いかに良い賭けをするかということだ。良い賭けとは、勝率が高い、期待できる利益が損失よりはるかに多いなど、期待値がコストを上回る賭けのことだ。

良い賭けをしても負けることはある。しかし、良い賭けを何度も繰り返せば資金が徐々に増えてくる。逆に最悪なのは、悪い賭けをして勝った時だ。一度の勝ちで味をしめて何度も悪い賭けを繰り返せば、いずれ相場から駆逐されるだろう。

良い賭けをしたならたとえ負けても気にする必要は無い。どんどんトレードするべきだ。逆に、たとえ勝ったとしてもそれが悪い賭けであったと気づいたのなら、次からはそのような賭けはしないことだ。

トレードとは長期戦である。短期的に成績の波はあるが、長期的な目で見ると良い賭けを多く続けたほうに軍配があがるゲームだ。トレードするごとに、自分がした賭けは良い賭けであったかどうか振り返ろう。

原理7:迷った時、状況を理解できていない時にポジションを持たないこと

相場では常に不測の事態が起こりえる。不測の事態が発生した時に、もし迷ったり、あるいは状況が理解できない時はポジションを持たないことだ。そんな時は状況が理解できるまで相場をじっくり分析しよう。

状況が理解できていない時にポジションを持つということは、次に起こる展開に対しての対策も取りづらい。どこまで利益を粘るべきか、損切りはどこでするべきか、そういうトレードプランもあやふやなままトレードしてしまうことは大きな損失につながってしまう場合がある。

特に相場が大きく動いているときは冷静な判断が下しづらい。相場が大きく動いており、何がなんだかわからないのであれば手を出すべきではない。しっかりと状況を把握し、トレードプランを立ててからポジションを持つべきだ。自分が理解できないうちに損失を出すような状況を作ってはならない。

原理8:客観性を持ち、物事に固執しないこと

最初に立てたトレードプランに相場が動くとは限らない。むしろトレードプラン通りに相場が動かず苦しい時間を過ごすことのほうが多い。しかし、人間は最初に立てたプランにしがみつきやすい。そのプランの正当性を証明する材料を必死で探して自分を安心させようとする。

一般社会では自分の意見をコロコロと変える人間は信用されない。自分の意見を最後まで貫き通す人間の方が信用されやすい。しかし、相場で意見を貫き通すことはただの愚か者である。相場は生き物で、常に変化している。常に新しい材料が提供されている。

そんな激動の相場では、状況によってプランをどんどん変えていく必要がある。最初のトレードプランに固執することは下手なナンピンを誘発するなどし、大惨事につながりかねない。常に客観性を持ち、自分のトレードプランとポジションを観察することだ。

あるトレーダーは毎日自分のポジションが間違っていると仮定して考えているという。自分とは正反対の見方をすることで、客観性を保っているのだ。最初に立てたトレードプランに固執してはいけない。むしろ、積極的に否定して次なるプランを考えていかなくてはならない。

原理9:トレンドの全てを取ろうと思うな、中間をとれ

トレンド相場でトレンドの最初から最後まで取るというのは非常に難しい。特に、変動の初期段階を捉えるというのは職人技と運が要求される。マーケットの方向性についても確信ができていない状況でポジションを持つことはリスクが高い。トレンドの最終段階も他のトレーダー達が利益を確定しようとしたりするため価格が不規則に動き回り、トレードするには難しい。

トレードするのに最適なのは価格変動の「おいしい」部分だ。おいしい部分とはつまり、トレンドの簡単なところだ。そして、トレンドの簡単なところはトレンドの中間部分なのである。

トレンドに乗り遅れまいと初期段階から焦ってポジションを持つ必要は無い。トレンドの中間部分を取れればそれでよしとする。プロであってもトレンドの初期段階を捉えるというのは難しい。

原理10:各投資対象の相関を把握し、相関が高い場合は注意すること

複数の投資対象に投資している場合は、それぞれの投資対象の相関に注意する必要がある。たとえば、A社とB社の株式をロング(買い持ち)しているとしよう。一見、A社とB社のポジションは無関係なように見える。しかし、A社とB社の相関が高い場合、それは普段の1つのポジションの2倍の大きさのトレードをしているのと同じことになる。

2つならまだいいかもしれないが、これが5つ以上など複数のポジションとなった場合、相場が大きく動いたときには深刻な事態に陥る可能性がある。そうならないように、複数の資産でポジションを持っている場合は、各資産の相関についてよく把握しておく必要がある。

もし相関が高い2つの資産でポジションを持つ場合は、各ポジションのサイズを普段の半分にして、2つ合わせて普段のサイズになるように調整するなど工夫しよう。

原理11:有利なポジションでは利を伸ばし、不利なポジションは手早く損切りすること

もし自分のポジションが有利であり、まだ利が伸ばせる余地があるのならできるだけ利食いは粘ることだ。利益を失うことを恐れて微益で確定させるのは非常にもったいないことで、スランプに陥った場合の貯金を作ることもできない。

逆に、自分のポジションが不利な状況に陥ったときはポジションにしがみつかずに手早く損切りし、次の展開に乗れるように準備を整えなくてはならない。

有利な状態では利を伸ばすというのは成功したトレーダーや投資家のほとんどで共通して見られた特徴だ普段のトレードではコツコツと利益を積み重ね、たまにホームランを打つ(大きな収益をあげる)ことで全体の収益が大きく向上する。毎回毎回ホームランを狙ってしまうと利益を取り損ねることになってしまうが、現実的な範囲で利食いは粘ることが重要だ。利食いを粘っていると、たまにホームランを打つことができ、それが収益性の向上につながることになる。

原理12:常にトレードから学び、記録をつけよ

極端な話、トレードで勝ったか負けたかは重要じゃない。重要なのは自分が仕掛けたトレードが優位点を持ったものであったかどうかだ。優位点を持ったトレードを何回も行えば、自然と資金は増えていく。投資で財産を築くために必要なのは、この優位点を見出す能力を高めることが必要不可欠だ。

そのためには、自分のトレードを毎日欠かさず分析し、反省することが何よりも重要だ。今では成功したトレーダーも、初めは毎日取引明細をコピーして家に持ち帰って分析をしたという。

重要なのは、どうして勝ちトレードは勝ちで、負けトレードは負けなのかを理解することだ。それが分かればトレードを選択するようになり、負けにつながるトレードを回避できるようになる。負け続けているトレーダーは、、なぜ自分が負けているか分からない限り絶対勝つことはできない。何が間違っているのか分かっているのであれば、あとはその間違いを止めるだけだ。

投資における本当の資産とは、今まで自分が蓄積した経験と記録だ。これさえあれば、たとえ無一文になったとしてもまた這い上がることができる。勝った負けたで一喜一憂し、自分のトレードを見返さないということは、その重要な資産をドブに捨てているに等しい。自分のトレードは毎日欠かさず分析し、記録をとって自分の資産としていくことこそが、投資で成功するために最も必要な原理原則だといえるだろう。

まとめ

今回は成功したトレーダーや投資家が語った中でも多くの成功者が共通して語った11の原理原則をまとめた。投資となるとテクニックに注目しがちだが、成功した投資家ほど原理原則を重視している。原理原則をマスターできて初めてテクニックへと進める。

原理原則は不変的なものであり、相場と向き合うための土台となる。プロ野球選手がバッティング練習ばかりではなく、筋トレや素振りを入念に行うように、これらの原理原則は投資家にとっての筋トレのようなものだ。まずはそこをしっかり固めなくてはいけない。

初心者はまずこの原理原則を徹底的に守れるように訓練し、プロとしての一歩を踏み出していこう。

マーケットの魔術師 ? 米トップトレーダーが語る成功の秘訣

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【スゴすぎ】サラリーマンがダサイと思ってる学生は大バカという話

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電車やオフィス街にはクタクタのスーツを着たくたびれたサラリーマンがたくさんいる。お世辞にもかっこいいとは言えないそんなサラリーマンのおじさん達を見て「ださい」とか「あんな風にはなりたくない」と思っている学生は結構いるんじゃないかと思う。

僕もそんな学生の1人だったからよくわかる。毎日くたびれたスーツを着て、同じ電車に乗り、同じ会社に行く。そんな人生は絶対送りたくないと思っていた。

 なぜか上から目線でサラリーマンを批判する学生たち

学生はまだ親に養ってもらっている身分のくせに、心の中でそんなサラリーマンをバカにしている、なぜか上から目線であんな風になりたくないとサラリーマンを批判している。これってなんともおかしな話だ。

日本で働いている人の大多数はサラリーマンな訳で、学生のほとんどはサラリーマンである親に育てられている。自分を育ててくれている親もまたサラリーマンなのに、サラリーマンはダサいとかやりたくないって、お前はとんでもない勘違い野郎だなと言ってやりたい。昔の自分にも言ってやりたい。

僕も昔はサラリーマンはダサい、なりたくないと思っていたものだ。自己啓発書(笑)を読んだ後なんか特にひどかった。この人達(サラリーマン)は向上心も何もない、どうしようもない人達だなんて思っていた。

毎日同じことの繰り返しで、自分を高めようとしない。休日は家でゴロゴロ。こんな大人には絶対なりたくない。僕はもっと人生を充実させるぞ、なんて勝手に息巻いていた。今思い返すと笑えてくる。

そんな僕も、今ではサラリーマンの一員だ。そして、「サラリーマンする」ということがいかに大変か、身をもって実感している。

サラリーマンのおじさん達はスゴすぎる

朝は早く起きて、夜は遅くまで仕事をする。それを少なくとも週5日続ける。上司に理不尽なことで怒られ、社内政治に振り回され、お客さんにはペコペコする。意味があるのか不明な会議に出席し、嫌な仕事もこなしていかなくてはならない。やっと仕事が終わっても上司の飲みに付き合わされたり、接待が待っている。やっと終わった、さぁここから家まで電車で1時間かけて帰ろうか、、、その数時間後には起きてまた電車でオフィスに向かう。

書いているだけで疲れてしまった。授業中は居眠りして、放課後は軽くバイトしたり友達と遊んでいる学生なんかもう雑魚同然だ。歴戦のサラリーマン戦士1人で軽く学生10人は相手できるレベルだと思う。

僕がサラリーマンになって1年ちょっとが過ぎた。正直いうと、毎日毎日つらい。朝から晩まで働き、理不尽なことで怒られ、常に肉体的にも精神的にもボロボロな状態だ。週末はもうクタクタで何もする気が起きずに、ほとんど部屋の中で過ごす。

サラリーマンの諸先輩方はこんな生活を20年、30年と続けている。しかも、家族を養わなくてはいけないというプレッシャーもある。とんでもないことだ。凄すぎる。

僕はまだ1年しかサラリーマンをやっていないし、養わなくてはいけない家族もいないが、もうギブアップ寸前だ。

ベテランサラリーマンはスーパースター

 サラリーマンはダサいと思っていた学生時代が終わり、サラリーマンとなった僕の目には、ダサいと思っていたサラリーマンのおじさん達がスーパースターのように映っている。だってこんな生活を何十年も続けているんだから。

自分のことを何の取り柄も無いサラリーマンですからという人がいるけれど、サラリーマンを何十年も続けているというだけで、とんでもなくすごいスーパースターにしか僕には見えない。こんなすごい人達のことをバカにしていた自分が今となっては恥ずかしい。

家族のために、自分を犠牲にしてこんな過酷なサラリーマンワールドを戦い抜いている戦士達に僕はただただ尊敬の念しか感じない。サラリーマンが楽しいかと言われると、答えはノーだ。こんな過酷な世界から早く抜け出したいというのが僕の本音だ。

ただ、それはサラリーマンがダサいからとかそんなバカみたいな理由からじゃない。僕にはこんな過酷な世界で何十年も戦っていく体力も気概もないからだ。それほどサラリーマンをするというのは大変なことなんだ。

サラリーマンはダサい、かっこうわるい、学生の人はそう思っていることが多いかもしれない。僕もそうだった。でも、サラリーマンほどかっこいい人達というのも中々いないんじゃないか。家族のために必死に働く、この過酷で理不尽の塊のような世界で生き抜いていく、これはとんでもなくすごいことなんだ。

ただなんとなく、パッと見てダサいからサラリーマンはかっこうわるいと思っているのなら、君は大バカ野郎だ。こんなすごい人達なかなかいない。それがわかったら、仕事から帰ってきた親に感謝の気持ちを伝えて、色々と親孝行して欲しい。家族に感謝されるのは、サラリーマンにとって数少ない嬉しいことの1つになると思うから。 

そうか、君は課長になったのか。

そうか、君は課長になったのか。

 

 

上司「はいじゃないだろ!」と言われた時のベストな対処方法を考える

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 ほとんどの人がそうだと思うが、僕は入社1年目の頃毎日のように上司に怒られた(今でもそうだが)。

怒られるのも嫌だったが、一番嫌だったのが「はい」と返事すると、「はいじゃないだろ!」と言われることだった。心の中で「じゃー、いいえとでも返事すればいいのかよこのタコ野郎」と毒づいたものだ。相手が怒っている時に「はい」と返事すると、「はいじゃないだろ」と言われるのはこの国ではよくあることらしい。

「はい」と返事をすれば「はいじゃないだろ」とキレられ、何も返事をしないと「わかってんのか」とキレられる。最初はこの理不尽のバーゲンセールのような状況が嫌で嫌で仕方なかった。

なぜ「はいじゃないだろ」と言われるのか

そもそもなぜ「はいじゃなだろ」と言われるのか。正直、怒られている時はなんて理不尽なんだと僕も思っていた。「はい」がダメだったらなんて何も言えないだろバカくらいに思ったもんだ。相手もそれくらいわかっているとは思うが、それでも言ってくるのだから原因があるに違いない。まずはその原因を探っていこう。

原因1:やり過ごすために適当に返事をしていることを見抜かれているから

考えられる原因の1つ目としては、その場をやり過ごすために適当に返事をしてることを見抜かれている可能性だ。僕も含め恐らく多くの人間が怒られている時に、合いの手のように「はい」という言葉を繰り返す。

この時に適当な返事をしていると相手が感じてしまっており、「はいじゃないだろ」(適当に返事してんじゃねーぞ)という発言につながってしまっている可能性がある。

原因2:自分の意見を言わず相手に迎合しているだけだから

原因の2つ目は、相手が何かしらの意見を求めているのに「はい」という返事しか返していない可能性だ。ただ、これはかなり人間ができた上司にしか当てはまらない気もする。部下を叱っている時に、部下に自分の意見を言ってみろという器の広い上司はそんなに多くない。

しかし、上司に叱られている時に、「自分はこう思います。理由は〜だからです」と上司に対して自分の意見を伝えることを求めている上司もいるだろう。そんな時に「はい」としか言わないと、「はいじゃないだろ」(自分の意見を言ってみろ)となるのだ。

原因3:普段の態度にそもそも問題があるから

原因の3つ目はそもそも普段の態度に問題があり、「はい」という返事に全く説得力がない可能性だ。普段の態度が悪い人間が「はい」といっても、怒っている人間からすれば全くわかってないと感じるだろう。

たとえば、普段仕事の締め切りを全然守らない人間が締め切りを守るように上司に叱られているとする。怒っている側からすると、普段締め切りを守らない人間に対して締め切りを守れと叱っている時に返ってくる「はい」はひどくいい加減なものに聞こえる可能性が高い。

よって、そういう場合は「はいじゃないだろ」(全然反省してないだろ)という展開につながる可能性が高い。

「はいじゃないだろ」にも色々な意味がある

ここまで「はいじゃないだろ」と言われる原因を考えてみてお気づきだと思うが、「はいじゃないだろ」にも色々な意味がある。

自分の意見を求められていることもあれば、もっと反省の色を出すように求めていることもあるのだ。つまり、同じ「はいじゃないだろ」でも原因とその意味によって対処方法は変わってくる。「はいじゃないだろ」に対して万能な対策というは無い。

なぜ上司は自分に対して「はいじゃないだろ」と言ったのか、その原因を突き止めてから対策を練る必要がある。

僕の対処方法

まず僕が上司から「はいじゃないだろ」と言われる原因については上司の話をただ聞いていて自分の意見を言わないからではないかと考えた。だから、以前上司に怒られている時に自分の意見を言ってみたことがある。

僕:「僕はこう思うのですが、、、」
上司:「そんなの全然意味ないだろ!」
僕「はい・・・」
上司「はいじゃないだろ!」
僕「えっと、つまり〜ということでしょうか」
上司「自分で考えろ!」

だめだこりゃ。

このような試行錯誤を経て、僕がたどり着いた対処方法は、結局すごく申し訳なさそうに「はい」と言うことだった。申し訳なさそうに「はい」と返事をして、「はいじゃないだろ」と言われたら「申し訳ございません・・・」とこれまた申し訳なさそうに言い、なんとかその場を切り抜ける。

 いまのところ、この超低姿勢ホフク前進スタイルはそれなりに機能しており、流れ弾にあたって致命傷を負うという事態はなんとか避けている。僕の上司の場合は、反省した態度が欲しい、あるいは単にイライラしているというのが「はいじゃないだろ」の原因だった。

人によって、「はいじゃないだろ」の原因は色々あるため、対処方法は変わってくる。ただ、多くの場合は単に態度が気に食わないとかイライラしてるという単純なことが原因ではないかと思う。そういう時はとにかく耐えて低姿勢で切り抜けよう。

もし、あなたが誰かの上司で怒る側にいるのであれば、できれば「はいじゃないだろ!」とは言わないで欲しい。いま現在怒られる側にいる身分としては、「はいじゃないだろ!」と言われてもただ困るし、理不尽だと感じてしまうだけだから。

その上司、大迷惑です。 困った上司とかしこく付き合う傾向と対策

その上司、大迷惑です。 困った上司とかしこく付き合う傾向と対策

 

 

投資家になろう!1万円から気軽に始められる投資サービスを紹介する

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自分が貸したお金に利子がついて返ってくる瞬間、自分が買った株が値上がりして利益が出た瞬間、そして何よりも自分の口座残高が増えていくのを見ることほど気持ちのいいことを僕は知らない。一度味わうともう忘れられないほどの快感だ。

ぜひこの快感を多くの人に味わって欲しいのだが、ほとんどの人はこの快感を知らないまま一生を過ごす。それは恐らく、始め方がわかなかったり敷居が高いと感じているからだろう。

実はいまは1万円などの少額で、そしてゲーム感覚で投資を始めることができるサービスがたくさんある。投資を始めるのに小難しい知識や大金など必要ない。もっと気軽に投資家デビューして、資本主義の世界をもっと楽しもう。

今回は投資家デビューするのに最適なサービスを紹介していこう。

Ownersbook 不動産投資入門に最適

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不動産投資と聞くと、数千万円から数億円の資金が必要で、マンションやアパートを丸ごと買って家賃収入を得るというイメージを持っている人も多いだろう。実は不動産投資はもっと気軽に始めることができる。

Ownersbookは1万円から不動産投資を始めることができるクラウドファンディングサービスだ。Ownersbookのサイトにはいくつかの投資案件があり、自分が気に入った案件に少額から投資ができる。他の投資家とのコミュニケーションもとれるので、情報交換しながら投資家仲間を増やすこともできる。

実際の投資案件一覧ページ

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投資案件のページにはそれぞれの募集金額や運用期間、利回りなどが掲載されており、自分が好きな案件に投資ができる。ここから各案件の利回りや運用期間を比較して条件が良いものを選んでもよし、立地から選んでもよしだ。気になった案件があれば各案件のページから詳細を確認できる。

案件の詳細ページ

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 案件の詳細ページにはリスクやポイント、財務構造などがわかりやすく掲載されているため、自分がその案件に投資すべきか、あるいはいくら投資すべきかを考える材料となる。この投資判断こそが投資の醍醐味であり、最高に知的で面白いところなのだ。

Ownersbookは不動産投資初心者にとって学ぶべき材料をたくさん提供してくれる。少額で実際に投資しつつ、不動産投資についても学べるため、不動産投資デビューにはうってつけのサービスといえるだろう。

 One Tap Buy 株式投資をゲーム感覚で学ぶ

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One Tap Buyはスマホで1万円から簡単に株取引ができるサービスだ。 現在取引できるのはFacebookAppleなどアメリカの超有名企業30社。

One Tap Buyはなんといってもそのとっつきやすさが特徴だ。取引画面はいたってシンプルで、1万円から株式を購入できる。

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過去の取引履歴や運用状況も簡単に把握でき、ゲーム感覚で株式投資をすることができる。投資初心者を念頭に作られており、投資先企業の歴史や株式投資について漫画で学ぶこともでき、楽しく株式投資を学ぶことができるので、株式投資をこれから始めたいという人にはぜひともオススメしたいサービスだ。

 maneo 個人で企業に融資してみよう

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最近ソーシャルレンディングという言葉に注目が集まっている。ソーシャルレンディングとはネット上でお金を借りたい人や企業とお金を貸したい人を仲介するマッチングサービスだ。

海外ではお金を貸したい個人と借りたい個人など、個人間で融資を行うサービスも展開されているが、日本では法整備などの問題もあり、現時点では複数の主に個人が企業に対して貸付を行うサービスが主流となっている。

maneoは個人が企業に対して気軽に融資できるプラットフォームを提供している。複数の個人が資金を出し合ってローンファンドを組成し、2件以上の借り手に対して融資するのが基本的な仕組みとなっている。

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Ownersbookと同様に、maneoのWebページには複数の案件が掲載されており、自分が気に入った案件に投資できる。融資先企業は実に様々で、アミューズメント企業もあれば太陽光発電事業を展開している企業もある。

どの案件に融資するかを決めるために各案件のページに行けば詳細な情報を確認することができる。

融資案件の詳細ページ

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詳細ページにいけば投資可能金額から融資先企業の事業内容、融資スキームなど詳細な情報が手に入る。この詳細な情報を吟味して、融資案件に参加するのか、いくら融資するのかを考えていくのだが、ここが投資の一番面白いところだ。

最終的に自分が貸したお金に利子がついて戻ってきたときの快感は是非味わってほしい。

THEO 運用はロボアドバイザーにお任せ 

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THEOはロボットが自分に最適なポートフォリオをアドバイスしてくれるロボアドバイザリーサービスで、10万円から投資をスタートできる。

自分の年齢や運用期間、投資スタイルに合わせてポートフォリオを提案してくれるため、自分でいちいち考える必要がない。投資を始めたいがとにかく面倒くさいという人にはまさにピッタリのサービスだ。

ロボットが勝手に何に投資するのか考えてくれるので、あとは提案された投資対象のETFに投資することになる。ETFって何?という人は以下の解説ページにどうぞ。

ETFの仕組み - 投資信託協会

まずは自分の投資スタイルを無料で診断してもらおう。ちなみに僕はこんな感じで適当に診断してみた。

実際の診断画面

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その診断結果がこちら。 

実際の診断結果ページ 

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デザインも見やすく非常にわかりやすい。投資金額は最低10万円からなので他のサービスと比べると高めだが、以前は数千万円単位の資金がないとこんなアドバイスは受けることができなかった。そういう意味で、このTHEOは革命的なサービスといえるだろう。

投資を始めたいが何に投資していいのかわからない。そんな人には投資入門に最適なサービスとなっている。

投資をする時の注意点

今回は気軽に投資を始められるサービスをいくつか紹介した。ゲーム感覚で投資を始めることができるのが特徴だが、本物のお金を投じているということを忘れないことが重要だ。

特に株式投資は融資などに比べて資金の回転率が高く、どんどん取引してしまいやすい。損失が増えると取引金額を増やして一気に損失を取り返そうとしてしまったりしがちだが、大抵の場合は更に大きな損失となる。

投資を始める時はあくまで余裕資金で、かつ少額から始めることを強くおすすめする。まずは少額で投資家デビューを果たし、いろいろと試行錯誤しながら投資について学んでいこう。そして、自信がついたら金額を増やしていこう。

おすすめとしては、今回紹介したサービスにそれぞれ10万円ずつくらい入金して実際に投資してみることだ。ざっと40万円くらいかかる計算だが、40万円がない場合はもっと少額でもいい。

本物のお金で投資するから真剣になる

よくバーチャルで投資を体験できるサービスがあるが、個人的な意見としては投資初心者であっても本物のお金で投資に挑戦するべきだと考えている。

理由は簡単で、本物のお金を使ったほうが真剣になるし、よりリアルな経験を積めるからだ。投資というのは技術だけではなく、メンタルも非常に重要になってくる。損失を抱えている時に冷静な判断ができるのかどうかはバーチャルではわからない。

だから、今回は少額からでも本物のお金で投資できるサービスをいくつか紹介させてもらった。まずは少額から投資家デビューをしてみよう。

そして、ぜひとも利益が出た時の快感を味わい、投資と真剣に付き合っていってもらえれば1人の金融マンとして非常に嬉しく思う。 

いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版

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【外資系金融マン直伝】会議で使える超便利な英語フレーズ30選

Baltimore Jewish Council Meeting

英語での会議とはとにかくつらいもので、眠気と突然のフリを華麗に避けつつ、ある程度の存在感を残さなければならない。そんなとき、単語からいちいち考えていては会議についていけないし、「君はどう思う?」なんて突然フラれると車の前に飛び出して固まってしまう鹿のように思考停止してしまうだろう。

そんな過酷な英語会議のサバイバル術として、よく使う便利な英語フレーズを伝授しようと思う。

会議を始めるときのフレーズ

英語での会議は出だしが肝心だ。出だしは特に中身がある発言は必要なく、定型文的な内容で済むからだ。話せるところで話しておいて、「そういえばあいつは何か話してたな」と相手に思わせることも重要なサバイバル術である。

Let's get started 「はじめましょう」

めちゃくちゃ使いますし、めちゃくちゃ聞きます。最低限知っておきたいフレーズです。

例文:Looks like everyone  is here, so let's get started.
みなさんお揃いのようなので始めましょう。

Let's get down to business 「本題に入る」

意味自体はget startedとほとんど変わりません。会議開始前の雑談から会議の本題に入るときに使います。たまにハリウッド映画でも聞きますね。

例文:Ladies and gentlemen, let's get down to business.
みなさん、そろそろ本題に入りましょう。

We are here to discuss~ 「今回の議題は~です」

会議の最初には今日の議題を確認することがその際に使える鉄板フレーズ。議題がいくつかあるときは後述のフレーズを参照されたし。

例文:We are here to discuss the marketing strategy for the next fiscal year.
今回の議題は来年度のマーケティング戦略についてです。

Let me outline the agendas. The first one is~ 「議題について説明させてください。最初の議題は~です」

いくつか議題があるときに使えるプロっぽい雰囲気を出せるフレーズ。

(人の名前), would you like to kick off? 「○○さんからご意見をお願いできますか?」

自分からされたら嫌なフレーズTOP3に入るが、会議を始めるときに無理矢理誰かに発言をさせるためのフレーズで、意外に使われるので知っておきたい。

例文:So, let's get started.  Mr.Tanaka, would you like to kick off?
それでははじめましょう。田中さんからお願いできますか?

急に質問されたときに使えるフレーズ

英語の会議で一番厄介なのが急に質問をふられることだ。このとき一番してはいけないのが思考停止して黙り込んでしまうことだ。とりえあず何か発言して間をつながなくてはいけない。間をつなぐ方法は2つある。適当に意見を言うか(もちろんちゃんと意見が言えるに越したことはないが)、それっぽいフレーズで時間を稼ぐかだ。

I didn't follow that 「よくわかりませんでした」

ぼーっとしていて急に話をふられたときは、ちょっと理解していなかった感を演出してもう一度相手に説明させて時間を稼ごう。その間に発言内容を考える。

例文:Sorry, I didn't follow that. Could you explain that again?
申し訳ありませんが、よくわかりませんでした。もう一度説明していただけますか?

What you are saying is that~ 「あなたがおしゃっているのは~ということですか」

 時間稼ぎのフレーズの2つ目は、相手の発言内容を繰り返すことで時間を稼ぐ。理解できなかったでは格好悪いという時はこちらを使おう。自分の理解も深まるし、相手の質問をオウム返ししている間に発言内容を考えることができる。

例文:So, what you are saying is that we are way behind our competitors in terms of brand awareness,correct?
つまりあなたがおっしゃっているのは、ブランド認知度という点で当社が競合他社に比べて大きく後れをとっているということですからね?

I am still forming my ideas. 「いま意見をまとめているところです」

たとえ意見がなくてもNo Ideaというよりは、考え中と言っておくほうが少なからず印象がいいため、急に話をふられた場合はとりあえずこれで凌ぐことをおすすめする。

例文:Sorry, I'm still forming my ideas.Could you give me some time to think about it?
申し訳ありませんが、意見をまとめているところです。少し考える時間をいただけますか?

賛成、反対を示すときのフレーズ

自分の意見を述べるときに知っておくと便利なフレーズもある。

When it comes to~、In terms of~ 「~という点で」

「~という点で」という言い回しはビジネスではよく使われる。これに当てはまるフレーズはいくつかあるが、代表的なものを2つ紹介しておく。特にIn terms of はめちゃくちゃ使われるので必ずおさえたいフレーズだ。

例文:In terms of sales, I think we are making good progress.
売り上げという点では、成果が上がってきていると思う。

That makes sense to me. 「もっともだと思います」

何か自分で意見が思いつかない場合は誰かの発言に乗っかるのが手っ取り早い。賛成、反対ほど強くはないが、同意を示すときにこのフレーズは便利で使える。Make senseは非常に便利なフレーズで多用するため必ずおさえておきたい

I feel the same way. 「同感です」

こちらも同意を示すときに使えるフレーズで、会議以外の日常会話でも使えるので何かと便利。しかも短く発音もしやすい。

 I have a different opinion. 「私は違う意見です」

反対を意味する言葉としてはDisagreeがあるが、意味合いが強くなりがちになるため、このような言い回しを使うことも多い。

議論中に使えるフレーズ

議論中によく使われるフレーズを知っておくと、話せるチャンスもそれだけ増え、存在感も示せるのでいくつか知っておこう。

We are getting off the track. 「議論がそれてきています」

会議中に本来の議題からそれてしまうというのは起こりがちだが、そんな時にこのフレーズは大活躍する。是非知っておきたいフレーズだ。

例文:Sorry to interrupt you, but I think we are getting off the track.
お話し中申し訳ありませんが、議論がそれてきていると思います。

 Would you be brief? 「手短にお願いします」

どこの世界にも話がまとまらずに長くなる人間はいるが、そういう時に使えるフレーズがこれだ。

例文:Would you be brief because we have a only few minutes left?
時間があまりないので手短にお願いできますか?

Let me finish/Wait for the whole explanation 「最後まで説明させてください」

自分の発言を遮って意見をしてくる人間がいるときに使えるフレーズだ。海外の討論番組でもよく使われているような気がする。

例文:Let me finish, could you?
最後まで話をさせてください。

Who's in favor?/Who's against? 「賛成の人?/反対の人?」

単純に多数決や賛否について簡単に尋ねる時に使えるフレーズ。

 

 意見を求めるときのフレーズ

自分に飛んできた弾をさっさと流したい場合は他のだれかに話をふるのが一番効果的だ。

Any thoughts? 「意見はありますか?」

シンプルかつそれっぽい雰囲気を出せる超便利フレーズ。もはや例文も不要。

What's your opinion on this? 「この件に関して何かご意見はありますか?」

これも王道フレーズ。

Does anyone have any comments on~ 「~について意見がある方はいますか?」

特定の話題について広く意見を求めるときに使えるフレーズ。Does anyoneの部分をDo youに変えれば特定の相手に対しても使えるので便利だ。

例文:Does anyone have any commnets on Mr.Tanaka's opinion?
田中さんのご意見について何か意見がある方はいますか?

 Feel  free  to share your ideas 「どんどんご意見をお願いします」

会議の司会をする時にはよく使うフレーズだが、個人的に司会をすることがあまりないので使わない。。。それでも便利なフレーズには変わりない。

例文:Please feel free to sharer you  ideas.
どんどんご意見をお願いいたします。

Could you elaborate on that? 「その件についてもっと詳しく話していただけませんか?」

これも非常によく使うフレーズで、相手の意見を深堀りしたい時に便利なフレーズ。

例文:That's a good point. Could you elaborate on that?
いいポイントですね。もう少し詳しく話していただけませんか?

Could you be a little more specific? 「もう少し具体的にお願いできますか」

Elaborateとかなり近い意味だが、発音がしやすいので個人的にこちらを使うようにしてる。Specificという単語はこのフレーズ以外にも相当使う機会がビジネスではあるので知っておこう。

What do you mean by~? 「~とはつまりどういう意味ですか?」

相手の発言の意図や言い回しがわからない場合に使うフレーズで、これも日常会話でも非常によく使われるフレーズ。

例文:What do you mean by planB?
プランBとはどういう意味ですか?

 会議を途中で抜けるときのフレーズ

 たまに会議を途中で抜けるときもある。基本的なフレーズを知っていれば十分だろう。例文も不要なくらいシンプルなフレーズだ。

May I be excused? 「ちょっと失礼してもいいですか?」

 途中で抜けるときの万能フレーズ。ぶっちゃけこれ知ってればほぼ全てのシーンで対応可能。

Sorry, I have to take this 「すいません、重要な電話なので」

会議中に電話が入ったときに使えるフレーズ。映画でも頻繁にでてくる頻出フレーズ。

Let's take a break for a while. 「少し休憩しましょう」

カジュアルでお互い気心が知れているメンバーなら休憩を提案するのも手だ。このフレーズはあらゆるシーンで使える超便利フレーズ。For a whileは「少しの間」という意味で、このフレーズ以外にもかなり応用できるので知っておきたい。

 会議を終了させるときのフレーズ

会議を終わらせるときのフレーズも定型文であるため、いくつか基本的なものを知っていれば十分だろう。定型文であっても会議の終わりに何か言えば会議に参加した感がでるので意外に終了間際というのは重要なのだ。

 I think we've covered everything. 「一通り議論できたと思います」

そのままの意味のフレーズだが、everythingのところはmain agendasとかいろいろ言い換えは可能。 

Let's wrap it up. 「これで切り上げましょう」

映画でもよく出てくるフレーズで、なんだか響きがかっこいいので個人的にはよく使うフレーズでもある。短くて言いやすいというのもポイントだ。

例文:Alright, let's wrap it up, everyone!
それではみなさんこの辺で終わりにしましょう

Does anybody have anything else to say? 「他に言いたいことのある方はいますか?」

お決まり文句でよく聞くフレーズ。このフレーズの後に誰も発言しなかった場合はThank youと言えば会議は終わりという感じになる。  

That's all for today. 「今日は以上です」

これも短くて言いやすいフレーズでどんどん使っていきたい。フレーズは下手に長いものよりも短いものを使ったほうが楽だしスマートだ。

例文:That's alll for today. Thank you for your time.
今日は以上です。お時間ありがとうございました。

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

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2016年6月6日のトレード

今日はなんだか値動きがぱっとしないですね。エントリーも2回ほどで、1つは損切り、もう一つはいまもホールドしてる感じです。では損切のエントリーから。

EUR/USD 1時間足

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今日は午前中からユーロドルをロングしていきました。雇用統計の結果が予想を大幅に下回ったことで急騰し、4時間足の主なレジスタンスラインも抜いてきたので、赤線のMAを手掛かりにピンク丸部分の1.1350でエントリーしました。

ニューヨーク時間に大きく上昇した場合、日本時間もその流れを引き継いで大きく上昇することが多いので、キリ番の1.14まで50pipsくらい一気に上昇することを期待したのですが、ほとんど動かない展開となってしまいました。

普段は午前中にユーロドルをトレードすることはあまりありません。このように、ロンドン時間になるまでとにかく動かないことが多く、ポジションを長時間持たされるからです。ただ、金曜日に雇用統計で大きく動いたことや、最近は午前中でも大きく動くことがあるため今回はロングで狙いました。

結局、赤線を割れてしまい、割れた後はもう一度赤線を抜いてきましたが、再度下に抜けてしまったため、損切りました。損切りは15pipsでしたが、うまくいけば50pipsはとれそうなトレードであったため、ここは致し方ありません。現在はまた上昇して赤線を上に抜いてきていますが、イエレン議長の講演も控えて微妙なところなので今回は様子見します。

USD/JPY 1時間足

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いまホールドしているのはドル円のショートです。ここ数時間ほとんど動きがないですが、底値から反発してきたところで戻り売りを狙ってピンク部部の107.10からショートを仕掛けています。このポイントは4時間足の赤線の接点でもあり、売りが入りやすいポイントです。

目標は直近安値の106.50付近までです。ここは日足のサポートラインでもあり、かなり強い買い圧力があるように感じるので、狙うとしたらそこまでです。

ここも思惑通り落ちてくれれば60pipsほど狙える場面です。一方、損切りは黄色線を抜けてくれば損切ればいいのですから25pips逆行すればいったん損切りします。

このように、常に期待できる利幅が損切りを上回っていれば、多少勝率が悪くてもトータルでプラスになります。こういうポイントでは積極的にトレードを仕掛けていき、たとえ損切りになっても気にしないことです。

今日いっぱいはホールドしてみようと思いますが、イエレン議長の講演次第では大きく動く可能性があるので、講演前にはいったんポジションはクローズします。

安い店の行列に何時間も並ぶ人の時給ってそんなに低いの?

Crowd

先日、友人が行ってみたいということで渋谷のお寿司屋さんに行ってみました。なんでも安くてとてもおいしいのだとか。ここです。

時給670円で行列に並ぶ人たち

店についてビックリしたのは待っている人の多さ。店の前にズラッと行列ができていました。入口前に整理券を発行する機械があるのですが、発券してみると待ち組数はなんと49組。さすがに待つ気になれずさっさと別のお店に行きました。

ここで疑問に思ったのが、この行列に並んでいる人たちや新たなに行列に加わっていく人たちは何を考えているのだろうか・・・ということです。49組ということは、たとえ3分に1組はけたとしても、2時間以上かかる計算です。実際はもっと回転率は低そうですから、3~4時間は待つでしょう。

ここのお店の平均予算は2000円~3000円らしいですが、ぶっちゃけ5000円も出せばおいしい寿司を出す店はいくらでもあります。仮に飲み物も入れて3000円かかったとすると、差額は2000円です。2000円安くするために3時間並んだすると、その人の1時間あたりの価値は約670円ということになります。ちなみに東京都の最低賃金は907円だそうです。

別に僕は行列に並ぶことを否定している訳ではありません。普通なら10万円するブランド品が半額の5万円で買えるなら僕だって5時間くらい待ちます。しかし、2000円安い寿司を食べるために3時間並ぶなんて正気の沙汰じゃない。

並ぶのは値段だけが理由じゃないと思いますし、別にその時は働いていないのだから時給換算するのがおかしいという意見もあるかと思いますが、それでも理解に苦しみます。それに、実際並んでいる人のほとんどは安いから並んでいるのだと思いますし・・・。

安いというだけで行列に並ぶとコスパは悪くなるのでは

正直いうと、僕は安いからという理由だけで行列に並ぶ人が何を考えているのか理解できません。安い!コスパがいい!と喜びながら行列に並んでいる人を見ると、あなたの1時間はそんなに価値が低いのですかといつも考えてしまいます。

私たちが商品に払うのは金銭だけではありません。行列に並んでいる時間という時間的コストも支払っています。確かに値段は安いかもしれませんが。時間的コストも加えると本当に安いといえるのでしょうか。

その待ち時間がなければもっといろいろなことができたかもしれませんよね。そう考えると、僕は安い店の行列に並ぼうという気は全然起きないのです。

僕が行列に並んでいいと考える条件

では、どのような行列になら並んでもいいかと考えてみました。

考えられる条件の1つ目としては、時間的コストも考慮したトータルコスト(金銭的コスト+時間的コスト)よりも商品の価値が上回る場合です。先ほどのブランド品の例で考えてみましょう。

普段10万円で売っているブランド品が半額の5万円で購入できるとします。そして、そのためには行列に5時間並ばなくてはいけません。

もしあなたがその商品には10万円支払う価値があると考えているのだとしたら、あなたの5時間の価値が5万円以下なら行列に並ぶ価値があるということになります(金銭的コスト5万円+時間的コスト5万円=10万円)。時給換算1万円です。日本人のほとんどの人の時給は1万円以下ですから、このケースではほとんどの人は列に並んでもよいということになります。

仮にあなたの普段の時給が2000円なら、
5万円(値段)+2000円×5時間(時間的コスト)=6万円(トータルコスト)<10万円(商品価値)

となり、実際の商品価値である10万円より4万円分安く買えるのでお買い得ということになります。

2つ目の条件は、そこでしか買えないなどの希少性を持っている場合です。ただし、その希少性に見合う妥当な待ち時間と値段である場合に限ります。

今回の寿司屋のケースはこの希少性の問題にもあてはまります。寿司屋なら他にもいくらでもあり、代替可能な商品です。この寿司屋の2000円のメニューが他店なら1万円以上というのなら話は別ですが、恐らくそんなことはないと思うので、代替可能な寿司屋に数時間も並ぶのは理解できないということです。

値段が安いというだけで行列に並ぶ前に、本当にその行列に並ぶ価値があるのかよく考えてみるべきなのではないかと思います。

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

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下落トレンド中のもみあいの対処方法

今日はドル円で頻繁によく見る、かつ初心者が損しやすいチャートパターンが出たので解説します。

1時間足

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これは今日のドル円の1時間足です。このチャートでの第一のエントリーポイントは青丸部分です。下落トレンド中はMAが抵抗線として機能しやすいので、青丸部分でショートするのは正解です。ただ、そのあとはなかなか落ちずにMAを超えてきました。

元々のトレードプランではMA接点から下落することを想定していますので、こういうもみあいになったときはいったんポジションを外します。

このパターンになったときに気を付けなくては、赤線のMAを中心にして上下する展開になることが多いことです。MAを超えたので損切りした後、またMAを下に抜けたからといって再度売りで入ると戻しに巻き込まれて損切りが連発する事態となり、大損してしまいます。しかし、基本このチャートは売りで入りたいのです。では、どこで売るか?

15分足

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 下落トレンド中に一時的なレンジを作ったときは1つ下の時間足を見ます。これはドル円の15分足ですが、1時間足でもみあっているところが青枠の部分です。

もうわかりますね。売るのは青枠のレンジを下にぬけてきた時です。実際、今日は私も青枠のレンジを抜けてきたピンク部分でショートして、35pipsほどとれました。レンジをぬけてきたあとは、だいたいMAまでの戻しが入ります。それがヒゲとなり、下落トレンドが再開するケースが多いです。

ですので、私の場合はレンジを下に抜けた後、赤線がある109.40に指値注文をいれておきました。それで直近安値の109.05までとれたというわけです。

このように、下落トレンド中にMA接点付近でもみあいを作ったら、1つ下の時間足に切り替えましょう。1つ下の時間足でレンジをぬけてきたらショートすると覚えておきましょう。

銀行員が教える一生困らないお金の増やし方

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2016年5月31日のトレードプラン

今週に入ってから相場がかなり不安定になっています。今日はなんとか微益で終わりましたが急変動には注意したいところです。

ドル円 「買い」

ドル円は昨日書いたとおりのプランで推移しました。まだ買いが優位な状態ですが、相場全体のボラティリティが上がっており、急落するリスクも視野に入れておきたいところです。

4時間足

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1時間足

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今日のエントリーポイントはAでした。昨日の記事で、落ちてきたら黄色線から拾いなおしたいと書きましたが、今日の朝から落ちてきたのでAでロングしました。ややオーバーシュートしましたが、ギリギリ損切りにひっかからずに反転してくれました。

利食いポイントはBです。なぜBで利食いするのかというと、直近高値のレジスタンスでもあるし、ボリジャーバンドの接点でもあるからです。このように、直近高値と上から落ちてくるボリジャーの接点というのは戻しが入りやすいのです。なのでここが利食いポイントとなります。利益延長を狙うにしてもポジションの半分はここで決済しておくべきでしょう。

今後の展開ですが、4時間足はまだ赤線に支えられているので買いが優位な状態です。ただ調整が入りそうな気配も感じます。次ロングするとすれば、それは1時間足が赤の水平線を超えてきたら高値更新をしたということでロングで入ります。

逆に落ちても売りはやりません。4時間足がまだ上昇基調だからです。むしろ落ちたところから反発の兆しを見せれば押し目を狙います。まとめると、買いのタイミングが来るのを待つということです。

ユーロ 「様子見」

ユーロドルはトレンド転換の分岐点にあります。4時間足で抵抗線をぬいてきそうな気配があります。抵抗線をぬいてくるとショートカバーが入り短期的に急騰する可能性があるので、売りはここまでとします。

4時間足

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1時間足

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1時間足はやや不安定ながらもレンジをぬいてきそうな気配です。4時間足レベルでショートカバーが入ると短期的に急騰するのでもう売れません。では買えるかというと、なんとも微妙なところです。上値余地もあまりないし、グングン上がる根拠というのも現時点では見つからないので、様子見が無難でしょう。

ポンド 「様子見」

ポンドは非常に不安定な状態です。昨日はレンジブレイクからの買いを狙いたいと書きました。実際、レンジブレイク後は吹き上がる展開になりましたが、その後は急落しています。2回ロングで入ったのですが、2回とも損切りになりました。

4時間足

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1時間足

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レンジブレイク後の押し目でAで買うのは悪くありません。実際私もAで買いました。ただ、ここを一気にぬかれたことで状況が怪しくなりました。150pipsほど落ちた後、また勢いよく戻してきています。このような急変動時は気を付けないと往復ビンタを食らうので注意しましょう。

このような不安定な相場では乱高下のレンジになりやすいため、しばらく様子見することにします。

 

2016年5月30日のトレードプラン

ドル円 「買い」

意外にも午前中からかなり上げてきました。イエレン議長の利上げ肯定発言が材料視されており、いまは6月の利上げを織り込みにいっている感じでしょうか。
4時間足

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1時間足

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 朝から急騰してきました。昨日の時点では111円のラインを抜けたら買おうと思っていたのですが、勢いがあるので110.75あたりから15分足で入りました。こういう急騰相場では短期足で綺麗な上昇トレンドを描くので、1時間足の押し目を待つより短期足で20-30pips狙うのも有効です。

結局111.15で利食いしたので、40pipsほどとれました。15分足レベルで40pipsとれれば十分です。それ以上は欲張りというものでしょう。

いまはというと1時間足レベルの押し目を作っています。落ちてきたところでもう1回拾い直していまはホールドしています。今後の展開としては、このまま上昇を続けるAパターンといったん黄色線まで落ちて上昇するBパターンを考えています。つまり、どっちにしろ買いたいということです。いまはAパターンを想定して買っていますが、111円を割れたら一旦損切りして黄色線から拾い直します。
もし黄色線を割ってくるようならトレードプランが崩れたということでしばらく様子見です。

ユーロドル 「売り」

ユーロドルは昨日のトレードプランで想定した通り反発してあげてきました。しかし、ちょっと微妙な展開となっています。

 4時間足

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1時間足

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 昨日のトレードプランでは黄色線までの反発を待って売りたいと書きました。現に、今日は黄色線まで反発する展開となりました。トレードプラン通りの展開となったので黄色線を背にしてAのポイントで売ってみたのですが、いまは接点付近で持ちこたえています。この後思惑通りに下落することももちろんあるのですが、下から上昇してくる赤線に支えられて上抜いてきたり、もみあったりすることが多いのでいったんポジションを外しました。

また落ちてくるようなら売りなおしますが、MAの下に出てこない限り勢いはあるので売れません。少し様子見ですが、4時間足はまだまだ下落トレンド中で下目線なので、まだ売りのスタンスで行きます。

 ポンドドル 「様子見」

ポンドドルは相変わらず微妙な展開です。4時間足のトレンドラインに支えられているので、それを根拠に買ってみるのもいいですが、全体的にドル高傾向にあるのであまり長くは持ちたくありません。

4時間足f:id:shohama1232:20160530235025p:plain

1時間足

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 1時間足の右下にある赤線は4時間足レベルのトレンドラインです。これを割るまでは売りたくありませんが、そこまでの下落を期待して試しに売ってみましたが、あえなく損切りになりました。こういう無駄なトレードは成績を落としてしまう原因なので、辞めましょう。最近調子が良かったのでついつい調子にのって売ってしまいました。

売りたいのならこのトレンドを割ってからです。むしろいまは4時間足のトレンドラインに支えられているし、レジスタンスラインをブレイクしてからの買いを検討したい場面です。ただ、時間も時間なので次大きく動くまで待ちたいと思います。

豪ドル 「様子見」

豪ドルは相変わらずもみあっています。どちらかといえば売りなのですが、下値が堅いし値幅も狭いので様子見です。

4時間足

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1時間足

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 基本は様子見なのですが、あえてトレードするなら売りでしょうか。下値は堅いとはいえまだ下落トレンド中ですし、1時間足レベルなら黄色線接点からの売りを狙ってもいい場面です。ただ、値幅が狭いのでストンと落ちたらさっさと利食いすることです。そうしないとすぐにもみあいに巻き込まれます。
試しに売ってもいいと思いますが、あえてトレードする場面でもないので、今回は見送りとしてます。

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2016年5月29日時点のトレードプラン

ドル円 「様子見」

ドル円はNY市場終盤に110円半ばまで一気にあげてきました。しかし、上の4時間足がレンジであるため、このままどんどん上げていくというシナリオはなかなか考えづらい。むしろ、いまは4時間足のレンジ上限からの逆張りを狙っていきたい場面です。

1時間足

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4時間足

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G7でも目新しい材料はなく、ファンダメンタルズから考えてもドル円がそう簡単に110円台を抜いていくとは考えにくい状況では、急騰してきたら売り叩くほうが勝算が高そうです。

ではなぜ様子見かというと、単純に時間的な問題です。このチャートのパターンは正直売ってみたいところなのですが、この記事を書いているのは日曜日で、次に相場が動くのが月曜日の早朝です。月曜日の早朝というのは参加者も少なく、相場の方向性が出づらいうえにスプレッドも開きがちです。

そういう状況でポジションを持つと長い間もたされることにもなりやすいので、今回はパスして次の動きを待つということです。まとめると、方向感が出づらい状況が続きそうなので、111円台に乗ったら112円までの上昇を見込んで買いで入ってみようと思います。あるいは、109円を一気に割るような展開になれば売りで入ります。それまでは様子見です。

ユーロドル 「売り」

ユーロドルは本当につまらない通貨ペアになりました。ボラティリティも低いため、サブ的にトレードする感じです。ただ、日足レベルでも崩れてきましたし、4時間、1時間足ともに下落トレンドなので売っていきます。

4時間足

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1時間足

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4時間、1時間足ともに下落トレンドなので売りで入りたいですが、今から売りで入るのは遅すぎます。最安値で売ると反発に巻き込まれやすいうえに、狙える値幅も少ないのであまりうま味があるトレードとはいえません。

こういう場合は反発を待ってから売りで入るのがセオリーです。ではどこから売るかといえば、第一候補は赤線、第二候補が黄色線です。ただ、4時間足レベルでも相当落ちたので、1時間足レベルではいったん黄色線までの大きめの反発を待ちたい。

赤線から売りたいのであれば、ポジションを分割するのもいいでしょう。赤線で半分売ってみて、それでも反発が続くようであれば黄色線で売りなおせばいいのです。私もよくやりますが、赤線でたたかれて下がればラッキーだし、仮に突破されても更に高値の黄色線から売りなおせますので、精神衛生上とてもいいです。

結局は抵抗線である黄色線を抜かれるまでは売りで入りたいということです。

ポンドドル 「様子見」

ちょっと難しい状況にあるのがポンドドルです。買いでも売りでもとれそうな微妙な場面なので、どちらか動いた方向に素直についていきます。

4時間足

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 1時間足

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4時間足では黄色線にタッチしています。黄色線にサポートされてあげてくる展開も十分考えられます。ただ、あまり力強さは感じないチャートなので、なんとも微妙なところです。

1時間足レベルでは直近もみあった箇所でまたもみあうような展開になっています。それが1の部分であり、そこから引ける水平線に注目します。ここを下に抜ければ4時間足レベルでも黄色線を抜けてくるので、そうなれば売りで対応したいと思います。

ただ、水平線にサポートされてあげてくるようであればボリジャーバンド+2σあたりまでを目安に買いで入ってみようと思います。

まとめると、いまはどっちつかずの状態なので様子見です。

豪ドル 「様子見」

豪ドルは長らく下落トレンドでしたが、だいぶ下値が堅くなってきた印象があります。争点としては利下げでしょう。最近の下落は豪中銀の予想外の利下げが主な原因です。次回の政策金利発表は6月7日ですが、それまではなかなか動きづらいでしょう。

4時間足

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1時間足

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4時間足はボラティリティがかなり縮小してきました。ボラティリティはボリジャーバンドをみればわかります。4時間足のボリジャーバンドの幅がだいぶせまくなっているでしょう。これはボラティリティが縮小していることを意味していて、こういう低ボラの状況では無理に仕掛けないほうが賢明です。ボリジャーバンドの先端が花が開くように広がりだしたらブレイクが始まる予兆なので、それまでは待ちたい場面です。

上の4時間足が低ボラのレンジ気味なので1時間足レベルでも方向感がない状況となっています。値幅もないですし、無理に仕掛けなくていいでしょう。次の動きがでるのを待ちます。

当ブログで使用しているテクニカルについて

当ブログではFXのトレードプランなども解説していますが、その際に使用しているテクニカルについてご紹介しておきます。

あまり複雑なテクニカルを使用すると自分自身が混乱してしまうため、テクニカルは極力シンプルなものを使用しています。シンプルなテクニカルにトレンドラインや水平線を少々引く程度です。

移動平均線(10)

短期的なトレンドを見るのに使います。トレンド相場ではサポートライン、レジスタンスラインとして機能する役割も果たします。

移動平均線(30)

中期的なトレンドを見るのに使います。移動平均線(10)と同じく、トレンド相場ではサポートライン、レジスタンスラインの働きをします。

ボリジャーバンド±2σ(MA30)

ボリジャーバンドはボラティリティやトレンドの方向性を見るのはもちろん、レンジ相場で逆張りをしかけるポイントとしても機能します。

RSI(14)

RSIは買われすぎ・売られすぎのサインとして機能し、レンジ相場での逆張りやトレンド相場での利食いのポイントしても機能します。買われすぎの目安は70、売られすぎは30で設定しています。

実際のチャート画面

下の画像は実際のチャート画面です。ポンドの1時間足になります。

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画像右側部分の上昇、下降トレンドの場面では移動平均線がサポートライン、レジスタンスラインになっていることがわかるでしょう。RSIの30付近になると反発している場面もよくあります。基本はこの画面でトレードしています。

時間足について

私はデイトレがメインですが、基準足は1時間足としています。急騰、急落相場は5分足レベルのスキャルピングで追うこともありますが、あまり何度もトレードしたくないので1時間足レベルで割とのんびりやっています。

そのため、1日のトレード回数も2-3回程度、チャンスがなければ全くトレードしない日もありますし、1回しかトレードしない日もあります。

見ている時間足としては5分、15分、1時間、4時間、日足です。実際にエントリー基準に使うのはスキャル時の5分、15分、そしてメインの足となる1時間足です。4時間と日足はあくまで大きな流れを把握するために使用しているため、エントリー時の基準にはほとんど使いません。

スキャルも相場が大きく動いた時しかやらないので、実質ほとんど1時間足基準でのエントリーとなります。

本日のトレードポイント

本日はスキャルでないと取りにくい相場でした。

1時間足以上のレベルでトレードしているトレーダーは様子見でよかったでしょう。
しいていうならポンドのレンジ逆張りが有効だったでしょうか。

1時間足 ポンド

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ポンドは珍しく朝方から急騰してきました。日本の午前中にここまで上げるのは珍しいことなのですが、案の定欧州勢が参戦してくる夕方に叩かれる展開となりました。

朝方の急騰にうまくのって欧州勢が参戦してくる4時頃に手仕舞いとできれば100pipsほどとれたのですが、かなり玄人でないと難しいでしょう。

元々4時間足はレンジ状態なので上昇トレンドも長続きしにくい相場環境ですし、ここで素直に順張りするというのはなかなか難しいと思います。むしろ4時間足のレンジ上限からの逆張りで売りで入りたい展開です。それが赤線の部分であり、実際にここでたたかれています。

4時間足 ポンド

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ただ1時間足レベルで急騰が起きた時は5分足レベルできれいな上昇トレンドを描くので、短期的にスキャルで追っていくのはいいと思います。

次の展開としては、画像の赤線で囲ったレンジをブレイクしたら素直に順張りしていきます。それまでは様子見ということです。今はレンジの中央にいるので方向感がつかみにくい状態です。このような場面は無理にトレードせず、次の動きを待つことです。

毎日の時間の使い方が変わるトレードオフという考え方

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photo by dkalo

経済学の基本的な考え方の1つにトレードオフという考え方がある。
トレードオフとは、何かを得るためには別の何かを犠牲にしなくてはいけないという考え方で、私たちもこのトレードオフの問題に日々ぶち当たっている。

たとえば、今日は疲れたから10時間寝ようという決断をしたとする。しかし、その10時間寝るという決断は、その10時間でできたであろう勉強や娯楽を放棄するという決断でもある。つまり、10時間の睡眠を得るために、あなたは勉強や娯楽で得られたであろう知識や快楽を犠牲にするということになる。これがトレードオフの基本的な考え方である。

私たちの日々の何気ない決断、何を食べるのか、どれくらい寝るのか、だれと会うのか、それらの決断はすべて何かを犠牲にして成り立っている。この事実を自覚すると、日々の時間の使い方やお金の使い方が変わるかもしれない。

決断にはコストが伴う、そして人生とは決断である

私たちは意識的にしろ、無意識的にしろ、常に決断を下している。昼食に何を食べるのかといった些細な決断から就職先といった大きな決断まで、決断にも様々なものがある。

大きさに差こそあれ、どの決断にも必ずコストが伴う。たとえば食事について考えてみよう。

1日3食、80年生きるとすると、人生で食事をするのは8万7600回である。子供の頃や歳をとる食事をあまり選べない。つまり、自ら何を食べるのかを選択できるのは正味50年、5万4750回である。

忙しいからコンビニのおにぎりで済ませるという決断、それは人生で5万回ある食事の機会を1つ消費するというコストを伴う。それはおいしい食事を食べるという選択肢の放棄でもある。

このように、何気ない決断にも様々なコストがかかっている。そして、私たちは毎日毎時間毎分毎秒、決断を下しているのである。

人生とは決断という輪がつながったチェーンであり、そのチェーンがどこに向かうのかは日々の決断で変わってくるのである。

決断のコストを意識すると違う世界が見えてくる

決断にはコストが伴うが、毎日の生活でそのコストを意識することは少ない。本日の昼食にラーメンを食べるという決断のコストはなんだろうか、コンビニで立ち読みするという決断のコストは何か、電車でボーっとする決断のコストは?

自分の決断のコストを意識すると、その決断で本当にいいのか少し考えるようになる。もっといい決断があるのではないか、なぜ自分はこの決断を下すのか、そう考えると時間の使い方やお金の使い方、日々の過ごし方も変わってくる。

今まで何気なくしてきた決断に責任を感じるようになる。すると、見える世界も違ってくる。

まとめ

人生は決断の連続であり、大小に関わらず決断には常にコストが伴う。

普段の自分の決断のコストを意識すると、人生が変わるかもしれない。なぜなら、人生とは決断であり、決断のコストを意識して決断が変わると、必然的に人生も違うものになってくるからだ

これからあなたが下す決断のコストはなんだろうか?

24時間の使い方で人生は決まる

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