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【USD/JPY 売り】下落トレンドは継続中

前回のエントリーでは無理に売らずに様子を見たいと書きました。その後は急騰してくる展開となり、結果的には様子見をしていて正解でした。

 

短期的には急騰してきたドル円ですが、これからはどうなるでしょうか。正直いうと、今は少し難しい局面です。なぜか?日足から見ていきましょう。

日足

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日足は赤のサポートラインで切り返す展開となりました。この赤のサポートラインは高値を更新した最後の押し目であるし、直近の下落中にもサポートラインとして機能していたので注目していました。現状はまだなんとか踏みとどまっている感じですが、高値は更新していないし、明確な切り上げにもなっていません。つまり、まだ下落トレンドは継続しているということです。

現在は急騰後で、ちょうど中期MA付近まで上昇してきています。つまり、日足レベルでみると絶好の戻り売りのポイントというわけです。しかし、4時間足を見ると少し見方が変わってきます。

 

4時間足

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 4時間足はピンクの丸で囲ったWボトムのネックラインを上抜いてきました。つまり、今後の上昇を見越して買ってくる勢力も増えてきそうだということです。日足では売りたいのですが、4時間足で短期的にみると上昇する可能性も十分ありそうです。

しかし、私はより大きい時間足の流れを優先します。つまり、このケースであれば日足の下落トレンドを優先して考えるということで、まずは売りから入りたいということです。今のところのイメージとしては、青の四角で囲った部分と同じような値動きを想定しています。

青で囲った部分も急騰後は急落する展開となっています。一度はこの流れを想定して売りから入りたいのです。ではどこで入るか。

1時間足

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売りで入るポイントですが、既に1時間足は赤のサポートラインを割りそうな雰囲気です。ここはセオリー通りに赤のサポートラインを割ったあとの戻り売りを狙います。

このラインを割らない限りは売りません。割れたら戻りを待って売りたいですが、戻りが入らずにそのまま急落してしまい、取り損ねてしまうこともあります。その場合はあきらめます。

あるいは以前にも解説した通り、割れたらとりあえず半分か3分の1くらい売ってみて、戻ってきたら残りのポジションを売ってみるのもいいでしょう。

いずれにせよ、いったん売りで攻めようと思います。