下落トレンド中のもみあいの対処方法
今日はドル円で頻繁によく見る、かつ初心者が損しやすいチャートパターンが出たので解説します。
1時間足
これは今日のドル円の1時間足です。このチャートでの第一のエントリーポイントは青丸部分です。下落トレンド中はMAが抵抗線として機能しやすいので、青丸部分でショートするのは正解です。ただ、そのあとはなかなか落ちずにMAを超えてきました。
元々のトレードプランではMA接点から下落することを想定していますので、こういうもみあいになったときはいったんポジションを外します。
このパターンになったときに気を付けなくては、赤線のMAを中心にして上下する展開になることが多いことです。MAを超えたので損切りした後、またMAを下に抜けたからといって再度売りで入ると戻しに巻き込まれて損切りが連発する事態となり、大損してしまいます。しかし、基本このチャートは売りで入りたいのです。では、どこで売るか?
15分足
下落トレンド中に一時的なレンジを作ったときは1つ下の時間足を見ます。これはドル円の15分足ですが、1時間足でもみあっているところが青枠の部分です。
もうわかりますね。売るのは青枠のレンジを下にぬけてきた時です。実際、今日は私も青枠のレンジを抜けてきたピンク部分でショートして、35pipsほどとれました。レンジをぬけてきたあとは、だいたいMAまでの戻しが入ります。それがヒゲとなり、下落トレンドが再開するケースが多いです。
ですので、私の場合はレンジを下に抜けた後、赤線がある109.40に指値注文をいれておきました。それで直近安値の109.05までとれたというわけです。
このように、下落トレンド中にMA接点付近でもみあいを作ったら、1つ下の時間足に切り替えましょう。1つ下の時間足でレンジをぬけてきたらショートすると覚えておきましょう。