World Journal

外資系金融機関勤務の著者がFXなどの投資系、金融系コラムを中心に書くブログ

僕が日本企業ではなく外資系を選んだ理由

15卒の就活もそろそろ終盤戦だし、なぜ僕が日本企業ではなく外資系企業への就職を決めたのかという話をしておきたいと思う。就活生としての立場で色々な日本企業と外資系企業を巡ったので、外資と日系の違いを様々な場面で見てきた。今後就活する人の参考にでもなれば幸い。

理由1:単純に給料が高い

基本的に外資系は日系よりも給料が高い。僕が就職する金融業界は初任給で既に2倍以上の差がついている。ではなぜここまで給料に差がつくのか?

参考外資系新卒の初任給を聞いてきた - World Journal

理由は単純で、外資のほうが生産性が高いからだ。1億円の案件を日系が10人でやるとすれば、外資は5人でやる。外資系は基本的に社員数が少ないので、どうしても少人数でプロジェクトを回すしかない。そのため、プロジェクトも細々としたものより大型のものになりやすい。その結果、一人当たりの売上も大きくなるので給料も高くなるのだ。

理由2:成長スピードが速い

これについては賛否両論あるだろうが、日系よりも外資系企業のほうが若手の成長スピードが断然速いと感じた。
僕が就職する運用業界は、日系だとミドル・バックオフィスといういわゆる裏方の事務からキャリアをスタートする場合が多い。まずは数年裏方で運用ビジネスを学んでから、営業や運用といったフロントでキャリアをスタートするのだ。

運用業界に限らず、色々な業界で下積みや長々とした研修が行われる。確かに下積みや研修も非常に大事だ。

だが冷静に考えて欲しい。
若ければ若いほど仕事の吸収スピードも成長スピードも速い
最初の数年の働き方が今後の仕事人生に大きな影響を及ぼす。
その貴重な最初の数年間でのんきに事務をしていては、自分の内在価値を大きく毀損してしまう

一方外資系はいきなり現場に放り込まれ、たとえ新卒であろうと相応の成果と責任を求められる。そのため、自分の今後の成長を大きく促す環境があると僕は考えた。

理由3:日系は配属リスクが高い

日本企業の採用は基本的に総合職という枠組みで行われる。総合職として入社し、その後様々な部署へと配属となる。この総合職採用には様々な部署を経験してゼネラリストになれるというメリットはあるが、自分が希望していない部署になったり、自分が希望している部署や職種につけたとしても、数年で異動となってしまう。すなわち配属リスクが非常に高い

一方外資系は部門別採用を基本としており、自分の入社後のキャリアパスが明確である。その点、やりたいことが決まっている僕にとっては外資系の部門別採用が非常に魅力的に感じられた。

理由4:ネームバリューがある

金融に関しては日系よりも外資系のほうがグローバルな意味で圧倒的に存在感がある。ネームバリューのある会社に就職することの利点は転職がしやすいということに尽きる。転職がしやすいということは、自分のキャリアパスの修正が容易ということであり、より確実に自分が望むキャリアを構築できるということだ。

会社の看板で商売しても仕方がないという若手起業家やベンチャー志向の若者もいるが、将来的な転職も視野に入れたい僕にとって、ネームバリューはあながちバカにできない要素だった。

 

以上4つの理由で、僕は外資系に入社することを選んだ。特に2つ目の理由である成長スピードの差は非常に大きかった。最終的に成長できるかは個人の能力や意思次第ということはわかっているが、やはり環境も大事なファクターであることに変わりはない。

それに加えて給料もいいとなれば外資系に行かない理由はなかった。これは僕自身が考えた外資系と日系の違いであるが、もし就活をしていて日系か外資系か迷っている人がいたら参考にしてほしい。

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