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World Journal

外資系金融機関勤務の著者がFXなどの投資系、金融系コラムを中心に書くブログ

2013年読んで面白かった経済・社会系の書籍10冊

年末だし、今年読んで面白かった経済・社会系の書籍を10冊まとめてみた。

1.機械との競争

技術の進歩が労働者から雇用を奪い、人口の90%が負け組になるかもしれないと主張する衝撃の話題作。いま労働市場で何が起こっているのか、経済の構造がどのように変化しているのかをわかりやすく解説し、これから私たちはどうすればいいのかを考えさせてくれる良書。

機械との競争

機械との競争

 

 2.企業が帝国化する

少数の大企業が国家をも凌ぐ力を手にし、少数エリートによる世界支配が始まる。現代の資本主義がもたらした新たな支配体制、現代の支配階層と被支配階層を分ける決定的な要因とは?トータルリコールの世界が現実にやってくるかもしれない。現代人なら読んでおきたい一冊。

 3.リバース・イノベーション

先進国の企業が世界市場を支配する時代は終わった。従来の先進国から途上国へという流れは逆転し、全く新しいルールが市場を支配する。新興国の企業が先進国の大企業の存在を脅かし、新興国でのイノベーションが先進国に波及するという新たな世界観を提供してくれる一冊。

リバース・イノベーション

リバース・イノベーション

 

4.訣別 ゴールドマン・サックス 

世界最強の投資銀行といわれるゴールドマン・サックス。そのゴールドマン・サックスに約10年勤めた著者がその内部事情を克明に描き出す。ただしこれはただの暴露本ではない。著者がどのようにインターンを経てゴールドマンに採用されたのか、昇進や給与はどうなっているのかなど、外資投資銀行で働くとはどういうことかを読者に追体験させてくれる貴重な資料でもある。投資銀行を志す若者におすすめの一冊。

訣別 ゴールドマン・サックス

訣別 ゴールドマン・サックス

 

 5.ヘッジファンド-投資家たちの野望と興亡

世界の金融マーケットを影で支配する謎多き集団、ヘッジファンド。彼らはどのようにして生まれ、一体どんな人間なのか。救世主か、悪魔か、天才か、愚か者か。謎に包まれたヘッジファンドを独自の取材と研究を通して克明に描き出した傑作。

ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉

ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉

 

 6.文明崩壊

文明はどのようにして発展し、崩壊するのか。文明が崩壊する決定的要因とはなにか。「銃・病原菌・鉄」で知られる著者が独自の研究で文明の発展から崩壊までを体系的に示した傑作。環境破壊や人口増加といった問題に直面する私たち現代人には必読の一冊。

文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)

文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)

 

7.リーマンショック・コンフィデンシャル

2008年のウォール街で一体何がおこっていたのか。 投資銀行財務省ホワイトハウスは何を考え、何をしていたのか。徹底的な取材と当時の膨大な資料をもとに、リーマンショックの裏側を暴きだす傑作ノンフィクション。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち

 

 8.知の逆転

「銃・病原菌・鉄」の著者ジャレド・ダイアモンドやDNAの二重らせん構造を解明したジェームズ・ワトソンなど、現代最高の知性を持つ知の巨人達はいま世界をどう見ているのか。質の高いインタビューで知の巨人達の知性に触れる最高の知的エンターテイメント。 

知の逆転 (NHK出版新書 395)

知の逆転 (NHK出版新書 395)

 

 9.ワンクリック-ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛

いまや世界最大の小売店となったAmazonを作り上げた男、ジェフ・ベゾス。彼は何を考え、どのように生きてきたのか。これからどのような世界を作り上げようとしているのか。Amazonの創業以前から現在までのベゾスを描き出した一冊。

ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛

ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛

 

 10.投資銀行残酷日記

超高給とりの投資銀行家はどのようにして採用され、どのように働いているのか。名門投資銀行に勤め、高給をもらいながらも投資銀行を去る決意をした元投資銀行家が投資銀行で働くとはどういうことなのかを赤裸々に告白する。

ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち

ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち