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なぜあなたのブログは読者登録が増えないのか

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photo by the tartanpodcast

僕がはてなブログでブログを開設してから約1ヶ月たった。この2つの記事が拡散してくれたこともあり、そこそこのアクセスをいただくことができた。

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ここ数日は1日で1万近いアクセスがあるなど、アクセス数も順調に伸びている。しかし、僕には大きな悩みがある。読者登録が一向に増えない。驚くべきことに、2日で1万5000近くのアクセスがありながら、読者登録はゼロだった。1万5000もアクセスがありながら、読者登録が0というのはそれはそれですごい気もするが、僕としてはもっと読者登録があるものと思っていた。はてブがたくさんついたのはとても嬉しいけど、読者が一人も増えなかったのはショックだったし、衝撃だった。

僕がなぜ読者登録を重視するのか

僕がはてブ数より読者登録を重視するのには理由がある。読者とは、すなわち固定客になるからだ。自分のブログのファンだともいえる。ビジネスで成功するためには、いかにリピーターを確保するかが重要だ。新規顧客を獲得する費用は、リピーター維持の費用の6倍〜7倍とも言われており、リピーターの確保はビジネスの安定につながる。僕は、この法則がブログにもあてはまると思う。
つまり、たまに大きくアクセスを稼ぐのではなく、安定した固定読者をつけることが、いかにブログをたくさんの人に読んでもらえるかのカギになる。なぜなら、アクセスを増やすためにはSNSなどを通じた拡散が重要であり、固定読者は”拡散の元”になるからだ。

もちろん、定期的に記事を読んでくれる読者の存在はブログを続けるモチベーションにもなるし、安定したアクセスにもつながる。だから、僕は読者を非常に重要だと感じているし、彼らを大切にしたいと思っている。

読者が増えない理由

なぜ、自分のブログの読者が増えないのか。読者登録が増えない理由はいくつかあり、それによって対処も変わってくる。今回は、僕なりに考えた読者が増えない理由について書いていきたい。

1. 単純に記事が面白くない

一番多いのはこのパターンだと思う。僕の過去記事も読んでみると、本当に面白くない。ブログを書く理由は人それぞれだから、別に面白いことを書く必要はない。けれど、やはりたくさんの人に読んでもらおうと思ったら、それなりに面白い記事を書く必要がある。では、面白い記事とはなにか。僕が今まで読んできて、面白いと感じた記事の特徴を以下に列挙する。

読者にとって有益な情報を提供している

これは主にまとめ系やライフハック系になる。その記事を読む事で、読者にどのようなメリットがあるのか一目瞭然であり、テーマが明確であるため読者の心に訴求しやすい。最近ではクレジットカードを扱ったブログが人気があったね。

クレジットカードのサインを、馬鹿正直に漢字のフルネームサインにしてませんか?簡単なものに変更するだけで時間短縮に - クレジットカードの読みもの

独自のエピソードがある

これは主に日常の出来事を面白く書いている記事だ。たとえばこんなの。

暇だから1人でバーに行ってみた(前編) - 暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ

その人に起ったエピソードを独自の語り口と視点で面白く書いてる記事は、読み物として単純に面白い。
独自の視点で考察している
これはちょっとレベルが高い。たとえばChikirinさんや店長などがこれの典型。その人独自の視点でニュースなり問題なりを考察して解説している。はてな住民はこういう知的なブログが好きなひとが多い気がする。

2. 見た目も文章も読みにくい

せっかく面白い記事を書いているのに、読みにくいせいでさっさと「戻る」を押してしまうブログもある。特に、背景がカラーで目がチカチカしたり、改行が無くてとにかく読みづらい文章も、読者になろうと気が失せる。あと、アニメキャラのアイコンがマウスを追跡してくる謎のサービスも読む気が萎えてしまう。

3. 書き手ではなく記事にフォーカスしている

今回、アクセスがありながらも僕のブログに読者がつかなかったのはこれが原因なのではないかと考えている。この場合、訪問者はブログ(書き手)にではなく記事に価値を見出している。だから、その記事にはてブをつけたらそれっきりになってしまう。

たとえば、僕の映画のまとめ記事はたくさんのブクマがついたが、訪問者の多くは後で映画を選ぶ時に使える便利記事としてブクマをしただけであって、それを書いた僕のブログ自体に興味をもったわけではない。あくまで記事自体に価値を見出し、それを書いた書き手に価値を見出したわけではない。だから、読者登録もしない。これがはてブの難しいところだ。はてブがついても読者が増えるとは限らない。

継続的に読者になってもらうためには、記事はもちろんだが、その記事を書いている書き手、その書き手が運営しているブログそのものに興味を持ってもらう必要がある。その点、独自のストーリーを語れるブロガーは強い。その人の思考そのものが魅力だからだ。または便利系やまとめ系に特化しているブログも強いといえる。一番駄目なのは、僕のブログみたいにどっちつかずで方向性がわかりにくいブログだ。たまに大きくアクセスがあるが、普段はそうでもないということになってしまう。記事だけでなく、それを書いている自分にも興味を持ってもらえるようなブログが、たくさんの人に読んでもらうためには必要なんだと思う。

最後に

長々と書いたが、僕が言いたい事は僕のプロフィールの下にある「読者になる」ボタンを押してくれたら、僕が泣いて喜ぶということだ。これからもたくさんの人に面白い記事を提供できるようにがんばっていきたい。 

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