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イケメンじゃなくてもパーティーを楽しむ方法

先日、社交パーティーなるものに参加してきた。参加者は20代〜50代までの男女が約100名ほどいただろうか。冴えない中年男性もいれば、ピチピチの女子大生もいるというちょっと変わった社交パーティーだ。

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いい機会なので、この多くの人間が集まる場、特に男女が空間を共有する社交パーティーなるものにおいて、人間はどのように行動するのかを少し観察してみた。

フェーズ1:性別によるグループ化

私たち人間は、いくつになってもまずは性別によってグループを形成する。性別とは、人間をカデゴリー化する上で最もわかりやすいシグナルであり、かつ見知らぬ者同士であっても同性というだけで共通点も見つかりやすく、グループを形成しやすいという特徴がある。まずは顔見知りの同性、あるいはその場で知り合った同性と4〜5人のグループを形成し、申し訳程度の世間話に興じる。

フェーズ2:グループの細分化による機動性の向上

性別によるグループを形成してしばらく経つと、飲み物が出始める。ここからいよいよ戦いが始まる。先に形成されたグループ内で新たに気の合う者同士で小規模グループが形成される。通常は2人か3人になる。ここで後の戦いに備えて機動性を向上させるためだ。戦いは機動力だよ。

フェーズ3:接触開始

この段階になると2人ないし3人グループがそれぞれ単独で行動を始める。主に男性部隊が女性部隊に接触を図る。今回のパーティーを成功させるために、最も重要なフェーズだといえる。ここで取り残されてぼっちになると巻き返しは難しい。大学で最初の1ヶ月でグループに所属できないとぼっちになる現象に似ている。しかし、ここでの接触はまだまだ試運転。あまり可能性を感じられなければ二言三言で解散となる。

フェーズ4:調整役が登場、交流が一気に加速する

どこでも話がうまい人間とはいるものだ。この段階になると、そのトークと持ち前の人脈の広さを活かした調整役が登場する。調整役はいわば人脈のハブである。とにかく色々な人間と引き合わせてくれる。パーティーを最大限楽しみかったら、このハブをなんとしても確保しなくてはならない。その1人さえ知っていれば勝手に人脈が広がるから、自ら開拓するより遥かに省エネになる。調整役の登場により、多くの人間とその場限りの顔見知りになる。

フェーズ5:全てがイケメンを中心に回りだす

パーティーも後半になってくる。この段階になると全てがイケメンを中心に回りだす。イケメンの周りには女子が集まり、戦いに敗れた者達は隅に集まり、携帯をいじったりタバコを吸ったり酒を飲んだりして気を紛らわす。一方、トークが面白い人間はイケメンのおこぼれをもらったり、イケメン獲得戦に敗れた女子をゲットしたりする。このフェーズになると、完全にパーティーを楽しんだ勝者とそうでない敗者がはっきりする。

フェーズ6:戦利品の回収及び撤退

パーティーが終ると戦利品(メルアドやその他)の回収が始まる。敗者は撤退し、家路につく。戦利品の回収が終ると、そのまま更に第2次攻撃(2次会)に行く者や戦利品をゆっくりと味わう者もいる。

 これが一通りの流れになる。

教訓:楽しみたかったらイケメンとハブを確保しろ!

この流れからパーティーを楽しむための教訓を引き出すことができる。それは、パーティーを楽しみたかったらイケメンとハブを確保することだ。この2つを確保すれば、多くの人間と知り合えるし、しゃべり相手に欠くこともない。つまり、戦利品の回収確率が格段に向上する。自分の実力に自信があるならソロプレイでも構わないが、少ない労力でパーティーを楽しむには、この2種類の人間をなんとしても確保しなくてはいけない。